おはようございます。独立します

今日もなかなか寒い朝です
独立を決めました。
会社に勤めている方が圧倒的に安定しているのは
分かっているけど、
ぬるま湯にずっと浸かっている様な感覚に
このコロナ禍でホントに嫌気がさしていました。
友人からは「いばらの道」だとか「地獄」と
かなりキツイ事を聞いています。
色々不安しか無いけど
やらずに後悔するのはイヤなので家族にも
無理を言って了承を得ました。
社畜だった僕が会社を飛び出した話を
聞いてもらえたら幸いです。



去年末に僕が初めて勤めた店の
兄弟子から電話が有り
現在経営されてる店舗を辞める事
その後、店を居抜きで出来そうな人を誰か
紹介して欲しい事
そんな話を聞かされた。

この2,3年コロナ禍の中でずっと考えていたのが
このまま会社勤めで定年まで行くことが本当に
自分には良い選択なのか
しかし、家族がある以上安定を求めるのが
父親の勤めでもあると思う。
会社にいればもっと肩の力を抜いてそれなりに
やってれば給料をもらえる訳だが
明らかに手を抜いていても
ゴマを擦っていれば評価され
上に立って行く人間達の中で
どうしても自分は浮いてしまう。
そういうタイプの人間にはなれない。ならない。
だったら、やった事が全部自分の責任で
自分の評価に繋がる方向しか無いと思った。

電話先で兄弟子に
「そんなんなら、自分にやらせてください」
と、咄嗟に口から出ていた。
本心だった。
兄弟子の様にカウンター越しにお客さんと
話をしながら料理を食べてもらう
自分もいつかこんな店持ちたいなと
漠然とイメージしていたので
願ったり叶ったりである。
後先考えずにとりあえず口走ってしまった。
「最初にお前に連絡して良かった。お前しかおらんわ。」と兄弟子は快諾してくれた。
もう後戻りは出来ないと覚悟を決めた。

後日、兄弟子にお店に呼ばれて 
少し打ち合わせをする事になった。
閉店する時期、閉店後一ヶ月くらいは
片付けやら引き継ぎやらしようと。
「とりあえず、置いといて使えるもんは
使ってくれたらええからな。」
物件の譲渡に多少の費用が必要だが
そんなのは微々たるものと言い
ざっくりと今後の流れを話してくれた。
大家さん、不動産屋さん、商工会議所のこと
エアコン、冷蔵庫などは現在リースであるとか。
この時点で頭がいっぱいになった。
そして、だいたいこの金額くらいは用意しろと
言われた。まとまったお金が要る事に絶望した。
自己資金なんてそんなに有りませんよと思いつつ
分かりましたと返事をした。
用意できませんなんて言いたくなかった。
やると言ったからにはやるしか無いと思った。

嫁に兄弟子の店を引き継ぎたいと話をしてみた。
「まあ、やりたいようにして良いよ。
協力はするし。」と言ってくれた。
不安定な収入になる可能性もあるのに
申し訳ない思いと、そうならない様に
改めて自分を律していかないと。
ありがとうございます。やってみます。


最後まで長々と読んで頂きありがとうございます。
続きをまた書いていきたいと思いますので
よろしくお願いします。


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