ヴェネツィア 20220703 Osteria Al Portego

住所:Castello S. Lio 6015, Venezia

知人から勧められたレストラン、Osteria Al Portego での経験談。「イタリアにはRistorante,Trattoria,Osteriaみたいに、レストランの階級がある。左は高級レストランで、右が大衆料理屋のようなイメージだ。」と、イタリアに留学していた元彼に聞いたんだけども、イタリア人に聞いたら昔はそういう区別があったけど、今はそんなにないよと言われたので、まあそこまで気にしなくて良いらしい。今回が初めてのヴェネツィア訪問であったわけだが、土地柄橋が多く、重いスーツケースはかなりしんどい。私は今回20kgのスーツケースと7kgくらいの手荷物を抱え一人で上陸したが、今回ばかりは自分の一人旅好きを恨んだ。建物が所狭しと並んでいるので、日陰には恵まれた。

このお店は小さな橋のすぐそばにあるので場所自体は分かり易い。私は今回 Hotel Da Bruno というホテルに滞在しているが、そこからは徒歩2分で着く。Google Map頼りにお店に着くと、おそらく現地のお客さんで相当賑わっており、お店の外でも飲み食いしている人が20人ほどいた。外は暑いのに、なぜこっちの人はテラスが好きなんだろうかと、パリにいる時から不思議に思っている。

扉入ってすぐのところには惣菜というかつまみというか、が20種類ほどおいてあり、飲んでつまみたいだけの人はそこのカウンターで注文し、主には外のテーブルやカウンター付近で飲み始める。私のようにきちんとしたディナーを食べたい人は奥の席に座る必要がある。テーブルは7つほどしかなく、基本的には予約で埋まっている。席数が少ないので、ウォークインで行くより当日にでも予約をした方が良いと思われる。私はイタリア語がめっきりなので、ホテルのフロントにお願いして電話で30分後の予約を取ってもらったので、スムーズに入店ができた。

今回は白ワインと水(still;ガスなし)、エビのマリネとお姉さんのおすすめ、シーフードパスタを注文した。

先に言うと、合計で€26.5だった。あまりの安さに驚いた。カンヌでディナーをしたときは€93だったので。COPERTOというのは席料で、テーブルに座るときだけかかる。
パスタは言わずもがなかなりの量で、自分がシーフードの盛り合わせを頼んだのかと勘違いするほど麺にたどり着くまでには時間を要する。
お姉さんのおすすめ以外は本当に美味しかった。とにかくシーフードが美味しい。たまにハズレのムール貝がいるが、それも一興ということで。海の出汁がもうとにかくすごいので、麺自体も非常に美味。冗談抜きで、海を感じる味だった。Veniceにまた訪れる際は、ぜひ足を運びたい。あととにかく安い。
このシーフードパスタは seafood pasta per favoreと言えば伝わる。店員さんは簡単な英語であれば通じるので英語でも可。観光客がよく写真を見せて注文してくるといっていたので、おそらくこのお店は観光客にも地元民にも人気なのであろう。日によってメニューが変わるため、常にあるメニューではないそう。その時によって入る魚介も変わる。予約するタイミングで確認してくれれば教えるよとお姉さんが言っていた。

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