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令和6年9月 第23回定例会 一般質問③不登校を未然に防ぐ取組について

こんにちは。尼崎市議会議員 池田りなです。令和6年9月 第23回定例会 において、不登校支援について取り上げました。

尼崎市では不登校支援が増えてきており、他都市の議員や保護者から参考にしたいと私の元に連絡をいただくこともあります。

現在本市では、1年間で30日以上学校を休んでいる児童生徒の内、中学生が880名、小学生が544名おり不登校とされています。

そのうち、教育委員会がホームページ上で出席扱いができるとされていますがフリースクールには、中学生が55名、小学生が30名、「ほっとすてっぷ」には、中学生が55名、小学生が18名通っています。学校に通えなくなる前の段階、学校に通いづらくなった時点から、不登校を未然に防ぐ取り組みが必要だと考えます。
 
2023年度より、尼崎市では不登校の早期発見・早期対応を目的とした「不登校児童生徒対策支援シート」の活用を始めましたが、担当課からは、活用方法が十分周知できていないことが課題であると聞いています。

<池田 質問>
どの子どもも不登校になる可能性があるため、不登校の子どもを持たない保護者が、不登校の支援内容などを知る機会を設けるべきと考えますが、見解をお聞かせください。

<東教育次長 答弁>
不登校の子どもを持たない保護者が、不登校の支援内容などを知る機会を設けるべきと考えるが、見解を聞きたい。 答弁要旨 議員ご指摘の通り、「不登校はどの子にも起こりうる」という意識を持つとともに、不登校の子どもを持つ保護者だけでなく、すべての保護者に対して不登校支援に関する情報を発信することは重要なことであると認識しております。

教育委員会では、これまでも本市のホームページにおいて、不登校の子ども理解・支援ハンドブックや様々な相談窓口の紹介をはじめ、ほっとすてっぷ、サテライト教室、ハートフルフレンド派遣事業といったグラデーションのある不登校支援に関する情報を発し、その周知に努めてまいりました。 また、市政出前講座においても、不登校支援に関する講座を実施しているところです。


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