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令和5年9月 第16回定例会 一般質問⑧ひとり親家庭への支援について

こんにちは。尼崎市議会議員 池田りなです。令和5年9月 第16回定例会 において、ひとり親家庭への支援について2点取り上げました。

1点目は、父子家庭への支援についてです。令和2年国税調査によると本市では20歳未満の子どもを育てる母子家庭2,904世帯・父子家庭408世帯います。

先日、私の元に相談があり、父子家庭の小学校5年生の女子児童と生理用品と下着の買い物に同行しました。小学校高学年になると、母親と成長に合わせた下着を買いに行くのが一般的ですが、父子家庭の子どもたちは異性の親に下着や生理用品について話をすることは恥ずかしいと感じる子も多いのが実情です。お伺いします。

<質問>本市で父子家庭への支援強化、まずは父子家庭の小中学生女子向けに生理用品や下着の買い物同行の支援から始めていただきたいのですが、いかがでしょうか?


2点目は、空き家を活用したひとり親家庭のシェアハウスについてです。令和3年4月、国土交通省が住宅セーフティネット法において「ひとり親向けシェアハウス」の基準が追加され、国もひとり親家庭のシェアハウスを後押ししています。背景には、家事・育児・仕事のすべてをひとりで行わなければならない、ひとり親世帯の孤立を防ぎ、自立を促す住み方として、ひとり親同士が支え合って暮らすシェアハウスが注目されてきたことがあります。

ひとり親のシェアハウスとは、プライベートの空間は守りながら、共有スペースがありマンパワーが足りない母子家庭同士が協力しながら子育てを行える場所です。

私の元にもひとり親の方から住居の相談を受けることがよくあり先日、休眠貯金を活用してできた宝塚市のシングルマザーハウスwithを訪問しました。

平成30年、住宅土地統計調査によると、本市の空き家率は約15%、全国10位です。ひとり親家庭のシェアハウスにより空き家利活用とひとり親の居住支援の両方を同時解決することができます。お伺いします。

<質問>空き家利活用事業の項目に、ひとり親のシェアハウス事業も入れていただけないでしょうか?難しい場合、理由を具体的に教えてください。


また、ひとり親は、低所得でかわいそうというイメージがまだありますが、フルタイムの仕事と子育てをしている担税力のある世帯もたくさんいます。そんなひとり親向けの住宅政策は本市でも必要だと思いますか?


▶マザーポート 全国ひとり親居住支援機構



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