見出し画像

令和5年12月 第18回定例会 一般質問⑤摂食障害(過食症・拒食症)について

こんにちは。尼崎市議会議員 池田りなです。令和5年9月 第18回定例会 において、取り上げました。

私自身、14歳~29歳まで摂食障害に苦しんできました。それが原因で学校に行けない期間もありました。過去、摂食障害だったことをカミングアウトする、芸能人やスポーツ選手も年々増えています。

私は現在、摂食障害の啓発、マゼンタリボン活動を行い、とくに10代の女性から摂食障害の相談を受けていますが、公的機関の当事者や家族への支援はほとんどありません。

全国の小中高等学校などに勤務する養護教諭の約6割が、拒食症や過食症など「摂食障害」の生徒・児童に対応した経験があることが、日本摂食障害協会のアンケート調査で判明しました。

また、国立摂食障害全国支援センターによると、22万人の摂食障害の患者がいると報告されていますが、本市では患者数は把握されていないと聞いています。

お伺いします。
<池田質問>
SOSが出せない子どもも多いので、大人が気付いて支援できるよう、2023年9月に実施した起立性障害の啓発イベントのように、摂食障害を含む子どもの精神疾患についての講座などをしていただけないでしょうか。


〈答弁〉
思春期は、摂食障害や統合失調症等の精神疾患の好発年齢にあたるため、思春期の子どもたち自らが援助希求能、いわゆるS0S を出す力 を高めるだけでなく、周囲の人がその SOS に気づく力を養成することが重要であると考えております。


本市におきましては、これまでから市民に精神疾患に関する正しい知識を普及啓発するため、年に一度、講演会である「こころの健康のつどい」を実施しております。

ご提案の摂食障害につきましては、思春期、青年期など若い人が罹患することが多く、心身の発達や健康への影響が大きいだけでなく、重度のものでは生命に危険が及ぶ可能性もあることから、今後、講演会のテーマとして取り上げ、正しい知識の普及密発に努めてまいりたいと考えております。

日本摂食障害協会 Japan Association for Eating Disorders

▶マゼンタリボン運動




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?