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令和5年9月 第16回定例会 一般質問①教員の負担軽減について

こんにちは。尼崎市議会議員 池田りなです。令和5年9月 第15回定例会 一般質問①教員の負担軽減について、2点取り上げました。

 1テーマ目、教員の負担軽減についてです。
まずは、教員不足についてです。2023年4月時点で、小学校9名・中学校17名(家庭科3名・理科4名・英語9名・養護教諭1名)の教員が不足しています。一方で、教育委員会の教員免許を持つ管理主事・指導主事(教育職員)は50人います。

教育職員50名の中には、本市で教員が足りていない中学校の家庭科2人・理科5人・英語3人いらっしゃいます。4月~9月まで、2校で家庭科教員がいなかったので授業ができていません。

教員不足が発生したとき、教育職員から現場に戻ることができれば、教員不足は解消すると考えますが、兵庫県採用の教員と尼崎市採用の指導主事では雇用先が違うこと・人事スケジュールが厳しいため、その調整が難しいと聞きました。「現在の求人広告を増やす」・「教員の紹介を頼む」・「ペーパーティチャーの発掘」ではすぐに教員不足は解決しません。

<質問>教員不足が発生した場合、兵庫県の教育委員会に、教育職員から教員に戻れるような制度を始めるよう要望をしていただけますか。


次は、学校徴収費についてです。 
学校徴収費の回収業務が、教員の負担になっていますが、高額になる修学旅行費は保護者から教員が徴収して旅行業者に支払う場合と保護者から旅行業者に支払う場合があります。現在市内全小学校・17校中10中学では、修学旅行費を保護者から教員が徴収しています。

<質問> 令和5年6月第14回定例会で私の修学旅行費の学校徴収についての質問に対して「市として直接旅行業者に支払うよう統一するのではなく、各校の実情に応じた徴収方法が望ましい」と答弁いただきましたが、これはすぐできる教員の負担軽減の取り組みですので、修学旅行費を全校において直接保護者から旅行業者に支払うよう校長会などでアナウンスしていただけますでしょうか?





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