《わたしとはとんでもなく複雑な存在だ》というシンプルさを大いに生きるひらがなの道
ひとりひとりが同じ生命で、その現れは全て違う。こんなに神聖で神秘的なことがあるだろうか。この感覚に心が触れたとき、わたしのsence of wonderがバンザイする。
週末にひらいた名古屋での「ひらがなを話す会」で、わたしは圧倒された。輪には「生命力」がうごめいていた。ひとりひとりの存在のあまりの豊かさ、複雑さ、そのうつくしさ。こんな存在が今ここに少なくとも13人もいる。その13人がみんなして自分の内側でささやくたくさんの声に耳を傾けて声を出す姿は、その輪は、圧倒的だった