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「世界と恋に落ちるのよ」 の意味が、またちょっとわかった日

先日、友人いとちゃんの会社、(株)ホウキンのチームビルディングの研修の場に一緒にいさせてもらった。その時驚いたのは、みんなが「一緒に」「みんなで」「全員で」ってめっちゃ言うこと。全員男性、管理職。彼らがまっすぐに、小さく震える願いを込めて大きな声で言う「一緒に」は、わたしの心をまっすぐ震わせた。

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冬の柔らかい日差しの中で大人の男性たちがまっすぐに想いを伝え合い受け取り合う姿は、本当にうつくしかった。みんなが自分の全部でみんなと出合おうとする姿は、希望そのものに見えた。

あなたに感謝してる
悔しい
諦めたくない
このみんなで一緒にやりたい

真っ直ぐ、時に大きな声で、時に震えながら語られる言葉のひとつひとつに震えた。

もっと頑張れ、まだまだ頑張れ、成果を出せ、価値のあることを言え、甘えるな、泣くな、とにかく頑張れ。いろんなことを言われたり自分に言い聞かせてきただろう人たちがその色々をぐるっと回ってやさしさを表しあう姿は、ただただカッコよかった。男の人たちってなんて果てしなくやさしいんだろうと何回も思った。花束を渡しあってるみたいだった。

心がひらいていると、震えを伝えることができる。
心がひらいていると、震えを受け取ることができる。
心がひらきあっていると、震えあうことができる。

なるほどなあと思っていたら、2019年に師匠のWindEagleのところに1ヶ月滞在した時に聞いたWindEagleの言葉を思い出した。

「里菜、世界と恋に落ちるのよ。」

その言葉を言うWindEagleはものすごく美しくて可憐で、少女のようだった。そして力強かった。その言葉を聴いたわたしはその時、絶句した。なんて危険なことを言うんだこの人は!!と思った。それはできない!!世界に恋するなんてとんでもない!!傷だらけになってしまう・・!!!と思った。なのにWindEagleは全然危険そうに見えない。わたしの頭の大混乱をよそに、わたしのハートとWindEagleはニコニコしていた。

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(昼食時、手作りアイスキャンディーを型から外そうとしてるWindEagleとひで)

あの時は「世界と恋に落ちるのよ」に絶句したけど、あれから時間が経って、EarthPartnerとして「みんなで一緒に」の道を歩くようになって、ちょっとわかるようになってきた。

人の嫌なところ、ダメなところ、できてないところ、イマイチなところを見つけるのは簡単。でもそれでは自分は一緒にいる気持ちになっても、相手はそうは思いづらい。無理に全てを受け入れて全部をいいねいいなって言うことではもちろんない。相手の中に光る種を見つけて、それに愛を注げたら最高。それが全員にできたら素晴らしいけど、まずその眼差しを私に向けること。次に、私の大切な人、そばにいる人に向けることから始めようと思う。

最近「特別扱い」っていう言葉にハマってる。特別扱いは恋に近いなって思う。Earth Partnerとして出会う人たち、一緒に輪になる人たちにみんなに教わっている。特別扱いしたい人を、思いっきり特別扱いする。特別に思う人に、あなたは特別な人ですって心から伝える。あなたが大切だという感覚を心から味わう。そこから表現していく。それって、真っ直ぐな恋!

友達の会社のみんなも教えてくれた。みんなは「お互いに」というより、会社と恋に落ちているみたいだった。このみんなは、この会社は、僕にとって特別なんです、っていうエネルギーがまっすぐだったからそう思った。会社に恋をする、そういう恋の仕方もあるんだなあと思った。あなたがいい、あなたがいるから頑張れる、一緒にいろんなところに行きたい。一緒に見たこともないところへ行きたい。大人がそう思い合える場を、会社を、作ってくれてありがとうって心から思う。こういう会社がいっぱいになると、世界は平和になるだろうなあ。

みんなの目標は、5年後にみんなで日本一になって、ビールかけすることなんだって。さいこうでしょ。

Earth Partner
平田里菜

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