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恩師に会ってきた話

わたしは子供の頃から、出会う大人に恵まれていたと思う。だから恩師も数人いるのだけれど、その中の圧倒的ナンバーワンが中1、中3の時の担任で数学の先生。話がすごく上手で入学初日から心を掴まれた。
覚えているエピソードはたくさんあるけどその中でも印象的なのがこの3つ。

・(自称)進学校で中1の頃から夏休みは課題がかなり多かったのだが、生徒にやらせるからには自分もやると言って、絵の課題も含め全科目の課題を仕上げてきた。
・働きながら趣味で英語の勉強を始め、英検準1級に合格。外国の方が授業見学に来た際は、英語で高校数学の授業を1時間やり切った。
・先生たちの前職の話を聞く場を設けてくれた。

大人になってから振り返ると、「働きながら勉強する」姿を身近で見れたこと、就活どころか大学受験も未経験の中高時代から「転職してもオッケー」っていうのを知れたのってすごくありがたいことだったなって思う。

数日前その先生に8年ぶりに会ってきた。そして5時間(!!)語り尽くしてきた。

まず「おぉ...」と思ったのが、苦手な人との付き合い方。捻くれた人に出会った時は、「この人嫌い」と決めつけず、その人がなぜ捻くれてるのかを分析してみるのだそう。わたしは苦手な人に出会うと、一定の距離をとったり、壁を作ったりしてしまいがちなので、そのマインドをこれからは持っていきたいなぁと思った。

そして嬉しかったのが先生が相変わらずやる気に満ち溢れていたこと。今は小説を書こうとしていて、休みの日はオンライン授業を受けているんだとか...!!先生が小説を書き上げた暁には私がそれを私が韓国語に翻訳すると約束してきた。絶対に実現させたいなぁ...!!

この数年間働きながら勉強を続けてきて、ついには安定した仕事を捨ててまで韓国の大学院に行こうとしてるけど、きっとわたしが今こんな生き方をしてるのって先生の影響が大きかったなぁって思う。大学院に合格したことを報告したら、「想像の遥か上を行く、楽しい人生を送っていてくれて本当嬉しい」と言ってもらってとても嬉しかった...!!

有意義で刺激的な5時間だったので備忘録。大学院入学が近づくにつれ、不安でいっぱいになってたけど、やる気を取り戻した!!2年間頑張ろう…!!

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