明洞の繁華街は大変な賑わいだった。 デザートを欲して、ふと見つけたかき氷屋で韓国語で注文してみる。 「マンゴー ハナ チュセヨ」 冷凍マンゴーは部位によってはいまいちな味だったが、ゴロゴロとカットマンゴーが乗っていて、生クリームとマンゴーシロップとがかかった粉のような氷は美味しかった。 「ワインを飲みに行こう」 と近場でバーを探す。 エレベーターのない雑居ビルの階段をせっせと登り(確か3階) 赤ワインとウイスキーを飲み続けた。 相変わらず男性陣は韓国語で熱く議論し
一旦ホテルに戻って、着替え直して再び街に出る。 ここは連れて行きたいといち推ししていただいた、大統領も御用達だという老舗ホルモン屋。 何を隠そう、私はお肉を食べないしホルモンは好きではない。 しかし韓国を代表する料理のひとつであることと、老舗であり(創業年は後日調べてみたが不明)大統領も来店する名店ということで、経験のひとつとしてご相伴にあずかった。 良味屋、南大門店。 本店は2021年に火事で全焼してしまったらしい。 この席を担当してくれた店員の女性の肌が、つるっつるぴ
チュオタン(どじょうスープ)で満腹になった後は、街へ繰り出す。 私は洋服を扱う仕事をしているので、きっと気にいるだろうということで連れて来てくれた。 問屋街です。 帽子だけではなく、レザーのベルトやハンケチやマフラー、下着など洋服というよりは小物類が軒を連ねる。 問屋街なので10個以上から販売など、お店によって販売方法が異なるので気になるものがあれば店員に確認する。店員はほとんど話しかけてこなし、観光客を相手にしようという気もさらさらないのだろう。こちらを見もしない。
チムジルバンに入る前に、食堂へシッケを飲みに行く。 この瞬間を写真に記録せねばと、うろうろしてはパシャパシャと写真を撮る。 初めて飲むチムジルバンでのシッケは、すっきりとした甘さで冷たくて、ごくごく飲める。感動して、嬉しくて、大事に抱えてあちこちで写真に収めた。 飲み終わるのが惜しい…と思わなくても、たっぷり大容量なのでずっとごくごくいける。 SPAREXの休憩エリアは、韓屋っぽい雰囲気満載で、部屋がいくつもあるから静かにゆっくりと眠れそう。1日中入り浸りたい。 た
翌朝、いざゆかんチムジルバンへ。 わくわく止まらない入場。 なんてったってBLACKPINKの番組(YouTubeで観られる)で、彼女たちがチムジルバンに行く回があって、シッケとやらを飲んでいる姿を観て以来ずーっと、これがしたい!と胸に温めてきた。 女性更衣室に荷物を預け、まずは大浴場に入る。 お風呂の温度が3種類あった。 35℃、37℃、42℃ 37℃はぬるくて居心地悪い。42℃は気持ち熱すぎるんだが、まあここに落ち着く。他の入浴客達は35℃か37℃に入っているので、私
韓国のサンリオ商品が、ひと昔前のかわいさを残していて日本のそれよりも好感度高い様子をなんとなく伺っていて、土産物屋で乳幼児の玩具のようなおもちゃを何度か見かけた。 ここは地下街のアクセサリーショップの一角。 明洞の繁華街をぐるぐる歩きながら、夕食に何をとろうか迷う。 結局、明洞といえばという明洞餃子に入ることにした。 日本でよく食べるbibigoの冷凍マンドゥで十分美味しいな、と思ったのが率直な感想。 宿泊先ホテルに併設しているセブンイレブンでお酒を買って、部屋で飲むこと
車で仁寺洞へ移動する。 ここで初めて、韓国の地をぷらぷら探索する。 日本からすでに目星をつけていた、行きたいカフェがあったんだけれど、生憎定休日ということで近くの適当なカフェに入る。 ピンス(かき氷)とゆず茶を注文する。 ここでしばらく男性陣の熱い議論(韓国語)が始まってしまったので、私は早速Instagramの投稿をするか、外を眺めるか、暇を持て余した。車に置いてきた本を持ってくれば良かったなあと後悔した。基本的に本は必ず鞄に、その日の気分で選んだ1冊を入れているのに
金浦空港に着いたらまず、大事なポケットwifiの現地受取ということでカウンターを探す。 すぐ目の前でわかりやすい場所だった。 他社比較してみても結局はいつもグローバルwifiで借りている。今回は3日間のレンタルで¥2,600ほど。 そしてこの旅をいろいろと案内していただく韓国人男性と落ち合う。初めまして。 彼の車に乗り込み、韓国第一食目、カンジャンケジャンを食べに行く! シルバーの蓋付き食器にごはんが盛られ、蟹の甲羅によそって混ぜて食べるのがお決まりみたい。 真似して食べ
2010年、当時付き合っていた年上の彼氏の影響で、wondergirlsを好きになった。 世の中も韓流ブームで、大学の友達と新大久保へサムギョプサルを食べに行ったことを覚えている。 私も例に漏れず韓国に憧れを抱いた時期だった。 その後2017年、28歳になる誕生日の記念に初めて渡韓した。ヤンニョムケジャンを食べたり、明洞の射撃場に行ったり、弘大の服屋へ行ったりした。楽しい思い出として胸に刻まれ、気づけば6年が過ぎた。 今回はそれ以来、久しぶりの渡韓だ。 8:00の便、11: