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前職から仕事のオファー その後

最近のバンクーバーは雨もあまり降らず、過ごしやすい天気が続いています!


カナダに来てまだ2ヶ月程の時に、日本で6年半勤めていた会社からアメリカにある工場・事務所で働いてほしいと依頼のご連絡をいただきました。

お話をいただいた当時はアルバイト探しにやや苦戦していて、不安定な生活を送っていた時だったので、自分を必要としてくれている会社からのお話がとても嬉しく、Coop留学のインターンシップをやらずにアメリカへ行ってしまいたいとも思い、学校に相談したりもしました。先が見えない不安な生活から抜け出したいという気持ちが強かったのだと思います。この先カナダに残りたいのか日本に帰りたいのかさえ良く分かっていませんでした。

でも冷静になって、何をしにカナダに来たのかを考えました。私はカナダでやりたい仕事があるし、それでCoop留学を選んだのに、その仕事を経験せずにカナダを去っていいのかと。目標を持ってカナダに来たのに、それを成し遂げないのは私ではないと思い、会社にはCoopのインターンシップが終わるまで回答を待ってほしいと連絡をしました。


それからあっという間に月日が経っていき、友達が増え慣れてきたのもあり私はバンクーバーでの生活が好きになっていきました。気持ちも前向きになり、Coop後もう一年カナダにいたいかもしれないと思うようになりました。

アメリカの件について会社の方は、まだ若手で特に専門知識が無い私が就労ビザを取得することができるのかを調べてくれていました。アメリカのビザ事情はカナダと比べると厳しい印象です。


先日連絡をもらったのですが、結果として、アメリカに行く準備を進めたとしても、若手社員の私はアメリカの就労ビザを取得できない可能性があり、申請が却下されてしまった場合、アメリカに入国ができなくなるリスクが高いため、難しいということになりました。

ちょうど、インターン先の仕事探しがなかなか上手く行かず、このままでは日本に帰れないと思っていた時にこちらの回答をいただきました。自分の中でもう一年ワーホリビザでカナダにいる方向に心が傾いていたので、会社の方々には今の自分の考えていることを伝えました。
みなさんそれぞれ、以前より「逞しくなった」「前向きになった」と言ってくれました。


アメリカで働くお話は、カナダに来て色々と自信を無くしている時に自分の自信に繋がるお話だったので、実現しなくともとても嬉しかったです。
この件のおかげで、大好きだった会社の皆様とも連絡を取ることができたし、退職した私のことを思い出してもらえていたのも嬉しかったです。

これからもこの会社で働いていたことを誇りに思うし、カナダでも早くこの経験を活かした仕事をしたいです!


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