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緑に覆われた喫茶店たち
休みの日になると、気になる喫茶店に行くのが私の趣味。
なんだか”惹かれる”お店ってあると思う。
路地にあってわかりずらい、入口がどれだかわからない、外観と内装のギャプなど・・・
私は「外観」「立地」「内装」が、惹かれる要素になることが多い。
特に蔦や葉で覆われた外観の喫茶店に滅法弱い。
そんな外観の喫茶店をまとめてみた。
1.高山珈琲(淡路町)
淡路町駅と神田駅の近くに位置する「高山珈琲」
オフィスビルが立ち並ぶ路地にひっそりと構える喫茶店
伺ったのは14時頃、しかし店内は薄暗い
一番奥の席に案内され、まず目に入ったのはカウンター
ズラリと並んだコーヒーカップが美しい
店の構造は鰻の寝床のように細長い造りだ
奥にくると、より外の光は入ってこず、テーブルに置いてあるランプの明かりがあたたかく感じる
注文したのはオ・レ・グラッセ
私は珈琲とミルクの二層がたまらなく好き
■高山珈琲
東京都千代田区神田須田町1-12
OPEN: 8:00〜20:00
CLOSE: 土曜日、日曜日、祝日
2.コーヒーヒュッテ(下赤塚)
ひとめ惚れしたこの外観
coffee hutteと掲げられた看板のフォントや、英字の時計が洋館を思わせる
角地にそびえ立つ建物が好みすぎて、しばらくまじまじと鑑賞する
入口はこちら
上から降り注ぐ蔦で店名が見えない
扉の周りに置かれた植木鉢も生き生きとしていて、窓を隠している
店内に入るとさらに驚く
半地下、1階、2階とフロアが分かれているのだ
素晴らしいギャップに、珈琲を注文してから早速店内を撮らせてもらう
優しいママが「たくさん撮ってね」と言ってくれるもんだからカメラロールは大変なことに
半地下にある暖炉(のようなもの)
花や植物、動物の置物など、ファンタジーな空間
2階からの景色
中からは意外と外が見えていて、外観を舐めるように観察していた私を、きっとママも見ていただろう
しかし、天井が高く吹き抜けだからこそのこの解放感
どの席に座っても楽しめる店づくりが素敵だ
珈琲にはロータスがついてきた。嬉しい。
■コーヒーヒュッテ
東京都板橋区赤塚新町1丁目24−10
OPEN: 火曜日の13~18時
3.びあん香(荻窪)
ベストオブ草ボーボーだと思ってる
長い歴史を持った喫茶店が多い荻窪・西荻窪エリア
そんな喫茶店激戦区の中でも異彩を放つ外観
意外にも葉っぱは造花?っぽい
看板の出し方がセンスを感じる
いただいたのは「びあん香ケーキ」
店名がついた、この店を代表するケーキだ
手作りのシフォンケーキにバニラアイスが薔薇のように乗っている
メニューに書いてある通り、甘さ控えめでさっぱりとしている
テーブルの上にも植物
目に優しい喫茶店だった
■びあん香
東京都杉並区西荻北2-3-1
OPEN: 11:00〜19:00
CLOSE: 不定休
4.ふるはうす(新橋)(閉店)
この記事を書くにあたって、真っ先に思い浮かんだのはこの喫茶店だった
店舗情報を載せる際に調べたら、惜しくも閉店していた
店内には入れないが、建物は残っているかもしれないので、書かせてもらう
オフィスビルが立ち並ぶ街にひときわ目立つ、蔦に覆われた建物
入口は小さく営業中と書かれた看板のところ
店内はこじんまりとしていて、カウンターにテーブル席は5つくらいだったかな
窓際の2人掛けのテーブル席に座る
ランチではワンコインのカツカレーが近隣サラリーマンに人気なようだ
その日はすでに売り切れだったのでサバ味噌定食を頼む
食後の珈琲
テーブルのタイルが可愛かった
■ふるはうす(閉店)
東京都港区新橋5-4-1
5.ニューマルヤ(日暮里)
ここは洋食屋だが、とにかく外観が素敵なので書きたかった
日暮里といえば繊維街
多くの専門店を抜けたところにあるお店
歴史ある店には珍しく、食品サンプルが生きている
色鮮やかなオムライスにつられて早速入店
白い壁と白いテーブルに映える赤いイス
壁に貼られたメニュー表の文字がたまらない
入店してしばらく、店長が出てこないので大きめの声で呼ぶ
「はい、はい」とゆっくり出てきた店長に、オムライスを注文
食品サンプルとは違った色素の薄いケチャップ
白身が混ざり切っていない卵焼き
なのになんでこんなに美味しいんだ
中華鍋を振るう音が聞こえたときから期待はしてたけど
■ニューマルヤ
東京都荒川区東日暮里6丁目15-4
OPEN: 11:30~15:30 / 17:30~20:30
CLOSE: 日曜日・祝祭日
私の好みでまとめた緑生い茂るお店たち
また見つけたら書こうと思う
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