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自分に自信がない人へ『ポンコツなわたしで、生きていく。』のススメ【著者いしかわゆき】②

こんにちは、rinです。

今日も私のブログにお越しくださりありがとうございます。

前回に引き続き、『ポンコツなわたしで、生きていく。』の書評を綴りたいと思います。まだ、読まれていないという人はこちらの記事を先に読むと、内容がわかりやすいはずです。

前の記事では本書の概要と、ポンコツな自分でもダメな自分でも生きていける、現代にはそんな方法が溢れているということを抜粋して紹介しました。

そんな中で、ポンコツな自分を受け入れて気楽にライフスタイルを送るためには「好きなことを見つけて仕事にする」ということにも触れました。

けれど、そうはいっても自分には好きなことも得意なこともないと感じた人もいるかもしれません。

本書では、そういった人でも「自分の好きなこと」を見つけられる方法について、著者いしかわゆきさんの独特な視点からアンサーしています。

今日は「自分の好きなことを見つける方法」について触れている部分を要約し、私の個人的な感想もお話しできればと思います。


絶対にしたくないことを見つける

「好きなことを見つける」というと、これまで継続してきたことや、得意なこと、興味の深いことの中から探していくことを想像する人も多いのではないでしょうか?

私も以前はそのように考えていましたが、本書では全く反対からのアプローチを勧めています。

それは「絶対にしたくないこと」を自分の中で決めて「好きなこと」を消去法的に見つける方法です。

例えば、コミュニケーションが苦手であれば営業職や接客業につかない、朝起きるのが苦手であれば始業時間の早い会社には勤めないなど、自分ができないことしたくないことを軸に好きなことを探していきます。

著者のいしかわゆきさんは、仕事自体は好きなのにも関わらず長く企業勤めはできませんでした。

特に2社目に勤めたデザイン関係の仕事は好きだったものの、朝が起きられなかったり、同じことを毎日続けることが苦痛だったりで、好きなことであっても続けられなかったと話しています。

同じように、好きなことを続けていても、付随する「嫌なこと」が「好き」を上回ってしまったとき、好きなことが続けられなくなった経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか?

そのため、好きなことを見つけ、続けていくためのスタートとして「絶対にしたくないこと」を基準にした方が結果的に幸せを得られると書かれています。

好きなことや夢がはっきりしている人は多少嫌なことは我慢できるかもしれませんが、今好きなものがないけど気楽に生きていきたいという人には、ものすごく刺さる方法だと私は感じました。

なんとなく日々を生きてるけど常にストレスを抱えているという人は、この方法で自分の好きなことを見つけてみてはいかがでしょう?

SNSで選択肢を得る

自分の嫌いな事を知ってなんとなくやりたいことがわかった時、それが仕事として成り立つのか疑問を持つ人もいるかもしれません。

例えば、自分は朝が苦手で昼に起きたい、そしてなるべく人と会わずに生活し、余暇の時間もないと嫌だ、ということがわかったとします。

果たして、それが許される職業は存在するのでしょうか?

結果から言って、ちゃんと存在するのでご心配なく。しかし、自分がその仕事を知らないと選択することができません。

そんな時は、SNSで自分の条件に当てはまるライフスタイルを送っている人を探してみましょう。

必ず自分と似たような考えを持つ人が見つかるはずです。

自分の理想としている生活をしている人を見つけたら、次にどんなことを仕事にしているのか、リサーチしてみましょう。

投資家やフリーランスなのか、会社の経営をしているのか、はたまたYouTuberなのか、きっといろいろな生き方が発見できるはずです。

理想となるライフスタイルと仕事を知り、具体的な自分のちょっと先の未来を想像していきましょう。

好きな事を仕事にするために

ポンコツな自分でも好きな事をして、のんびり生活することは可能です。

そのためには「絶対にしたくないこと」と「同じ条件で生きている人」を見つけることが大切です。

この考え方に私は感動しました。

自分と同じ考えの人が簡単に見つかる今の世の中は、チャンスが目に見える形で転がっているということに気付かされました。

全く知らない人と共感でき、お手本にできるなんて素晴らしいですよね。

次回で本書の書評は終わりです。最後はいしかわゆきさんのメンタルハックについて紹介していければと考えています。

もっと具体的な内容を知りたいという人はぜひ『ポンコツなわたしで、生きていく。』を手にとってみてくださいね。

お仕事やこれからのキャリア設計で悩んでいる人にとって、目から鱗の言葉が盛りだくさんです。


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