恋愛ノウハウ本に見る男女の違いと多様性
rinです
いつも私のnoteにお越しくださりありがとうございます。
先週の記事は恋愛から少し離れてしまいましたが、今週はまた恋愛に関する話題に触れていきます。
rinもいわゆる恋バナは大好物です。
そんな私は恋愛ノウハウ本を日常的に読んでいるのですが、「男性はこう」「女性はこう」というようなカテゴライズして説明している本が多く、読めば読むほど昨今推し進められている多様性とのギャップを感じています。
しかし同時に、世の中が多様性を叫んでいるのに対し、私自身は男女の考え方や精神性には未だギャップがあるように感じます。
そこで今回は、男女の認識のギャップを扱う『嘘つき男と泣き虫女』を紹介していきます。
・男女の違いを知りたい
・多様性とは?
という人にぜひ読んでいただきたい内容です。
『嘘つき男と泣き虫女』
今回紹介する『嘘つき男と泣き虫女』はオーストラリアに住む、アラン・ピーズとバーバラ・ピーズ夫妻によって書かれた本です。
夫妻は世界をまたにかけ、良いパートナーシップを築くための方法などを講演しています。
著書の一つ『嘘つき男と泣き虫女』には男女がお互いに理解し合うことで、正しく愛情を伝えるノウハウが詰まった本です。
著書の中で触れられている男女の違いの一部を紹介していきます。
共感と解決
「女性は男性に共感を求め、男性は女性に解決を求める」ということは有名な男女の精神性の違いですが、私が始めてこの違いを学んだのはこの本からでした。
古来より狩をする男性は、獲物が取れないとみんなが飢えて死んでしまうため、確実に獲物をとらえられるようさまざまな解決策を見つけていきました。
女性は、集落の中でコミュニティを作り、男性が狩ってきた食材を加工したり、衣類を作ったりしていました。当たり障りのないコミュニケーションを取りながら、仕事していたため共感能力が発達したと言われています。
この男女の違いは私たちの時代になっても現れており、女性が今日会社で嫌なことがあったと男性に相談したら、男性はついついこーしたらいいじゃないか、あーしたらよかったのでは?と解決方法を提案してしまいます。
この時の男性側の正解は「そっか大変だったねえ」です。
同じ気持ちを分かち合いたいと考える女性に対して、反射的に解決策を口出しせず気持ちに寄り添ってあげることが大事です。また、女性側も男性が解決策を提案してくる可能性があることを知っておけば、お互いに理解が深まるはずです。
男女の評価基準
女性の中には「私と仕事どっちが大切なの!?」という言葉を言ったこと、もしくは思ったことがある人も多いかもしれません。
口には出さないものの、彼氏や旦那が自分との時間を優先してくれないと、ちょっとイラっとするという人は多いはずです。
自分のことを大切にしてくれていないんじゃ?と感じてしまいますよね。
しかし実際は男性は仕事を頑張るということに対して、愛情の大部分を割いていると思っているのです。
愛情を割合で例えたとき、男性にとって仕事は100%中30〜40%くらいの愛情表現であり一緒に過ごす時間も30〜40%くらいの感覚なのです。
一方の女性側は、仕事は5%、プレゼントも5%、デートは10%くらいと男性に比べて細かく評価基準が割り振られており、いくら男性が仕事を頑張っても男性が期待するほど、女性は喜んでくれません。
むしろ、そのほかの項目が不足することで、女性の心象を悪くしてしまう結果に繋がります。
多様性とギャップ
現在ブームの「多様性」は男性や女性、もしくは人種など大きなカテゴリーにとらわれずにお互いを尊重し合おうという考え方です。
2003年に出版された『嘘つき男と泣き虫女』で書かれている内容は男女の違いについて数多く触れており、見方を変えれば男女を分断する内容ととらえてしまう人もいるかもしれません。
私自身も性別よりも育った環境によって考え方が変わるという意見を主張したいのですが、冷静にこの本を読んだとき、多様性で求められている相手を尊重することへのヒントにつながると思っています。
最近では共感を求める男性や解決策をパッと提案できる女性も増えてきたように感じます。
多様性の時代がきたことを踏まえ、本書を読み返してみるとそういった気づきを得られるはずです。
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