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フィンランドから学ぶ幸せに生きる秘密

rinです
いつも私のnoteにお越しくださりありがとうございます。

本日は『フィンランドは今日も平常運転』を題材にしたブログ3回目。

これまではrinの考えの参考文献として紹介してきました。

最終回の今日は本書から学べる幸せに生きる方法についてお話しします。

  • フィンランドってどんな国?

  • 幸せに生きるヒントが欲しい

そんな思いを持っている人にぜひ読んでいただきたい内容になっています。

私のブログを読んでもっと気になったという人はぜひ『フィンランドは今日も平常運転』を手にとってみてください。


フィンランドの幸福度

フィンランド人の幸福度は高く、世界幸福度ランキング指数では6年連続で首位を取るほど。

安定した社会保障と、豊かな自然、地球全体で温暖化が進むなか冷涼な気候であることが理由となっているそうです。

虫もいないそうで、これからの季節に恐怖を覚えている私にとってはもしかしたら最高の国かもしれません。

しかし、人間が幸福だと感じるためには周囲の環境ばかりではなく、一人ひとりの物事の捉え方が大事だと思っています。

なぜフィンランドの人たちは自分たちのことをハッピーだと思っているのか?

『フィンランドは今日も平常運転』ではそんな秘密についてのアンサーになるような、フィンランドの人たちのエピソードについて紹介されています。


健康な体が幸福の基本

フィンランドには国民が健康に過ごすための多くの仕組みがあるようで、企業にジムやシャワーなど格安で使えるスポーツ施設も豊富です。また、市民向けに3ユーロほどで受けられるヨガやピラティスの講座も行っているそうです。

これを聞くとフィンランド人は私たちよりも健康意識が高いかのように思いますが、実際はそうでもないようです。

実際にフィンランドに行ってみるとわかるのですが、スーパーに売っている食事はハイカロリーなものもたくさんあり、冬は寒いのでなかなか運動しない人もたくさんいます。

そこでフィンランド政府や企業はフィンランドに住む人たちの健康が保たれるようにさまざまな運動する機会を設けたため、今のような充実した設備が整っているそうです。

先にも触れた格安で利用できるジムやシャワーはもちろん、この国ならではだなと思ったのは、雪が降る時期に歩道脇にスキートラックが設置され、日常の移動の中でクロスカントリーができるようになっているそうです。

大雪の中、徒歩で買い物に行くのは大変ですが、スキーを滑りながら移動するというのはなんとも軽やかに思えます。

しかも、実際にはクロスカントリーはウィンタースポーツの中でも最もカロリー消費が激しいのでちゃんとした運動にもなります。

私もフィンランドで何度かクロスカントリーを行いましたが、マイナス気温の中なのに汗がダラダラになるほどでした。

昔から、健全な精神は健全な肉体に宿ると言いますが、フィンランドの人たちが毎日を幸福に生きられるのは、運動が身近にある環境があるからともいえそうですね。


日本では?

ここまで読んできて気づいた人もいるかもしれません。

そう、実は日本はフィンランドよりも健康寿命が長い国ということに。そればかりか世界で最も平均寿命も健康寿命も長い国なのです。

さらに肥満率もフィンランドが5人に1人が肥満なのにたいし、日本では20人に1人。

このように、海外に目を向けてみてあらためて自分たちの環境に気がつくことも多く、実は私たちは十分恵まれた環境にいるのです。

もちろん、フィンランドと比べてどちらが優れているかなんて単純な物差しで人の幸福は測れないでしょう。

実際に日本の幸福度は低く世界の中で54位です。私たちは自分が幸福かどうか気がつくためには、自らの環境についても知らなければなりません。

『フィンランドは今日も平常運転』では、フィンランド人のエピソードを通して、私たちの生活のことについても気づかせてくれます。

世界一幸福な国に学んで私たちの今の環境に目を向けてみると、もっと視界が広がるかもしれませんよ?


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