音楽と人生の話

音楽に思い出ってあるよね。特に思い入れがあるのがYUIとシドと椎名林檎。初めて付き合った男の子がYUI好きだったから好きになったっていうベタなやつ。当時の私はデートもキスもそれ以上も好きになって付き合った人としかしないしするものではないって強く思っていて、CHE.R.RY聴くたびきゅんきゅんしてる純情な子だった(笑)
ちょっと成長してバンドにハマり、ライブに通うくらいシド大好きになった。シドの音楽ってYUIと正反対で都合のいい女を歌ったものとかエロいやつが多くて、歌詞を見るたび世の中こんな切なくて可哀想な人いるんだ〜とか、ふしだらなこともあるのね〜自分には無縁だな〜と思っていた。
椎名林檎は友達が好きで歌ってるのを聞いて衝撃を受けて虜になった。エロさの中にも品があって独特な世界観に惹かれた。でもシド同様、当時の自分は別世界の人の歌だって思ってた。
それが今ではシドの歌詞に出てくるようなことをやってのける女になってしまったし、歌詞の本当の意味がとてもよく分かるし、都合いい関係を必ずしもマイナスだとは思っていない。
そして武将に抱かれているときは脳内に本能が流れるし、事後1人になると罪と罰をリピートする。

今になって改めて、好きになったものって必ず意味があるんだなと思う。未来の暗示かもしれないし、経験がそう思わせるのかは分からないけれど。良いことも悪いこともひっくるめてその時を一緒に歩んだ音楽があるから、記憶に残るし人生を振り返れる。そして振り返ったことを未来に活かすことができる。だから今好きな音楽も将来自分にどう返ってくるのか楽しみだし、また振り返ったときにその音楽も人生も思い出も好きだって思えるような日々を過ごしていきたい。

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