受験は必要だろうか?

おはようございます!こんにちは!こんばんは!
オンライン英語専門塾PRIME塾長のりんです!

今日は、よく世間で言われている受験必要かどうか問題について僕の考えを述べたいと思います。

僕は受験はあっていいと思う

結論から言うと、僕は受験というものはあってもいいと思っています。

なんでそう思うのかを大きく2つに分けて説明していきます

1つ目 シンプルに学力がつくから
当たり前かもしれませんが、受験勉強をすればそれだけ学力が付きます。
国語で身につく論理力、表現力、語彙力、読解力
英語で身につく英語力、外国語理解力
数学で身につく論理力、発想力
社会理科科目で身につく教養力、論理力

どれをとっても生きるために必要な力で、大学生になってからでも社会人になってからでも役に立つことは間違いありません。

学力を軽視する人がちらほらいるように感じるんですけど、ぼくは学力があるって結構メリットあるけどなぁ~って思っています。

2つ目 若いうちに頑張る経験ができるから
ぼくはこれが本当に大切だと思っています。

若いうちに何かをがんばり、やり切った経験がある人とそれがない人では社会にでたとき大きな差が生まれると僕は考えています。

ぼくも経験したからわかりますが、受験は相当しんどいものです。でも、そんなきつい経験を10代のうちにやっておくことで、社会人になってもある程度のきついことに耐えられると思うし、どんどん挑戦しようという気が芽生えると思います。

もちろん、頑張る経験というのは勉強だけじゃなくてもいいとも思っています。
部活などでも良いです。

ただ、部活に入ってない人やゆるい部活に入っている人などは受験をつかって頑張る経験を得るべきだとおもっています。

受験はどんな人でも平等に頑張る経験ができる機会というところで、とても大切だと思っています。

ただ、問題も多い

とはいえ、受験にはたくさんの問題がついていると思っています。

3つくらい説明していきます。

1つ目 競争性が強すぎる(小中でテストや受験はいらない、、、かも)
受験勉強の問題点の1つは競争性がつよすぎるという点です。

全国の同学年のひとたちが競うため、その競争のなかプレッシャーなどでメンタルがやられてしまう人もいると思います。

そこには「勉強」というものに対する意識が大切になってくると考えています。

日本の場合、小学校というまだ自尊心もしっかり身についてない時期からテストで点数化されてしまいます。
そのなかで、潜在的に「学力が自分の点数」という考えを持ってしまうのだと思います。
その状態で、受験戦争をしてしまえば、受験で失敗したら自分は終わりだと考えてしまう人が一定数出てしまうのも当たり前です。

だから、僕は中学生くらいまではテストは受験はいらなくないって思っています。
中学生くらいまでは、自尊心を身につけることを優先する。(もちろん、基礎学力を身につけることも大切ですが)
そして、自尊心が身についてくる高校生くらいになってからテストや受験をすればいい。
そうすれば、「学力がすべて」と思うひとも減って、受験をしてもメンタルがやられる人は減るんじゃないかなと思っている。

まぁとにかく、小さい時から学力で点数化したり、競争させたりというのはあまりよくないということです。

2つ目 難関私立レベルの知識はいらない
次は受験で問われる問題についてです。

まず、国公立や共通テストで問われる問題はそこまで悪くないと思っています。
適切な難易度の知識を問う問題や、思考力や理解力を問う記述式問題などで構成されているからです。
そういった問題を解くための力というのは大学生や社会人になったあともきっと役に立つ思います。

でも、難関私立の問題は詰込み型過ぎる。
とくに社会系の科目です。(自分は文系などの理系科目はよくわからないですm(__)m)

難関私立の社会科目はとにかく聞いてくる内容がマニアックすぎます。
マニアックすぎるからみんなその知識の背景などは理解せず、ただ丸暗記するようになる。
いくら社会科目とはいえ丸暗記に意味はありません。
時代背景などをしっかり理解することにこそ、学ぶことの意味が生まれてくるのです。

難関私立になれば、受験者数も多いため、記述式問題などを出すことができず、ふるいのかけ方を知識の難易度をあげるだけという形になってしまうのは分かるのですが、どうにかしてほしいなと思います。

3つ目 受験で落ちる=失敗という風潮がある
たまに受験で落ちてしまった人が今まで頑張ってきたことがすべて水の泡になったかのように考えてしまう人がいます。

そういった風に考えてしまうことや、そういった考え方を助長する日本の雰囲気があることは良くないなと思います。

確かに、行きたかった大学に行けなかったというのは一つの失敗かもしれませんが、それまでにしてきた努力というのは結果よりも大切なものがあります。

受験本番までの過程をもっと評価するような考え方や雰囲気が増えると、受験はより良いものになるんじゃないかなと思います。

まとめ

今日は受験は必要かどうかというところに関して僕なりの意見を書いてみました。

受験に関して否定的な意見をよく見ますし、僕自身も述べた様に問題はたくさんあると思います。

それでも、受験というものは必要であるべきだと思いますね。

特に、平等に頑張る機会をもたらしてくれるという点で受験は必要だと思う。
受験を頑張ったことで、自分に自信が持てたり、いろんなことに挑戦できるようになったりする人はたくさんいるんじゃないかと思います。

では、こんな感じで終わります!


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