見出し画像

てんかんについて

みなさんこんにちは!

今回は「てんかん」についての記事です✏️

私には弟がいるのですが
弟が小さい頃にてんかんを起こしたときのことを
もう15年以上経ちますが、ずっと覚えています。
それだけ衝撃が大きかったのだと思います。

従兄弟もてんかん持ちで
私にとっては馴染みがあったものの
てんかんについてあまり知りませんでした。

今回みなさんも一緒に
てんかんについて学んでいきましょう!

今までのサクッと読める心理学シリーズは
こちらからどうぞ!

1.てんかんとは

てんかんとは大脳の細胞の一部が
何らかの事情で過剰な運動・知覚・精神活動に
変調が生じることでてんかん発作がおきます。

なんだか難しいですが
原因の見当たらないものを
「特定性てんかん」と呼び

脳の一部が傷ついておきるものを
「症候性てんかん」と呼びます。
症候性てんかんの具体例としては
脳梗塞やアルツハイマーなどです。

2.データでみるてんかん


てんかんは生涯で1回でも発作を
経験したことがある人は
人口の約10%と言われており、
日本では100万人が経験しているそうです。
意外と多くないですか?

初発年齢は小児~思春期に多く
発症率の男女差はありません。

また「特定性てんかん」の
発病危険率は0.3%です。

私の弟がなったのは3歳くらいでしたし
いとこがなったのも6歳以下でした。

なので小さい頃に起きやすいということが
わかります。

3.てんかんの症状やサインは?

てんかんを目の前でみたことが無い方は
どのようなものがてんかんか
想像しにくいと思います。

以下がてんかんの症状・サインです。

・光がチカチカ見える
・手がピクピク動く
・電気発射が広がると、患者自身は
 発作の間意識がなくなり周囲の状況が
 わからなくなる

・一点を凝視して動作が止まり、応答がなくなる
・電気発射が脳全体に広がると全身けいれんを
 発作する

私は前職で同じ障がい者雇用の方で
てんかん持ちの方がいらっしゃいました。

その方は季節の変わり目に
よく発作が起きやすく
発作が起きると動きが止まり
意識が無くなる、とおっしゃっていました。

意識がなくなるので
自分が発作が起きていることに気づかず
周りに言われて知る、という感じでした。

なので傍から見たら
「ただ止まっている」という風にも見えますが
その状況は実は意識が無い状態ということです。

てんかんというと
痙攣のようなものが止まらなくなる、
というイメージでしたが、思っていたのとは逆で
動きが止まるのですね…

4.最後に

てんかんは知ってはいましたが
精神障害に当てはまるということに驚きました。
また神経内科や小児科で扱われることが
多いのでうつ病や統合失調症とは
また違うな、という印象です。

最近よく思うのですが
精神障害は目に見えにくい部分だと思います。

私はうつ病と診断されてはいましたが
基本性格が明るく(自分でいうのもアレですが)
ヘラヘラ笑うところがあるので
気づかれにくく、どこに悩みがあるのか
周りが見てもわからない、ということが
ありました。

それが結果として働く時に
どういう時に困り感があるのか
企業としてわかりにくい、ということも
ありました。

精神障害はわかりにくいことも
ありますが、障害有る無しに関わらず
周りの人にはなるべく優しく接したいものです・・・

----------------------------------------------
福岡県在住24歳👒
16歳でうつ発症、4回の精神科入院
服用歴8年目
精神障害者手帳3級
2022年から大学で心理学専攻📚
「生きにくさを感じてる人達が少しでも生きやすくなりますように」
----------------------------------------------

この記事が参加している募集

#多様性を考える

27,832件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?