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私の偏愛小説50選

ご無沙汰しております。
またしても、間があいてしまいました。
X(旧Twitter)で、#偏愛小説50選 をお見かけして、
私もやりたい!!と思っていたのですが、名刺代わりとあまり区別はつかず…

とりあえず、ご紹介してみますので、覗いてくださると、嬉しいです。
作家さんのかぶりは無しで、シリーズもの一作品として考えています。

1『モモ』ミヒャエル・エンデ

しつこいぐらいご紹介しているかもしれませんが、
小学生で初めて読めた長編小説なので思入れが強いのです。

大人の方も、未読の方は、ぜひぜひ、読んでみてください。

主人公のモモと時間泥棒のおはなしです。
設定の描写が長いですが、ストーリーが進むと一気に読めますよ。

個人ブログでもご紹介させて頂きました↓


2『星の王子さま』サン・テグジュペリ

読むたびに、刺さる箇所が違いました。
名言が多いと思うのです。
何度も読み返したくなる小説です。

3『名探偵カッレくん』アストリッド・リンドグレーン

『長くつ下のピッピ』で知られている著者ですが、このカッレくんシリーズが私は大好きでした。小学生の時に読んだので、記憶が大分薄れておりますが、すごく面白く、推理小説が好きになるきっかけになったと思います。

4『ハムレット』シェイクスピア

シェイクスピアの作品の中で、一等好きです。
色々と訳がありますが、河合祥一郎さんの訳がシンプルで分かりやすかったように感じました。

有名なセリフで、ハムレットの独白があります。

To be, or not to be, that is the question,

『ハムレット』第三幕第一場

この部分をどう訳しているか比べてみると…

坪内逍遥訳:世に在る、世に在らぬ、それが疑問ぢゃ
沢村寅二郎訳:生、それとも死。問題は其處だ
福田恒存訳:生か、死か、それが疑問だ
小津次郎訳:やる、やらぬ、それが問題だ
木下順二訳:生き続ける、生き続けない、それがむずかしいところだ
小田島雄志訳:このままでいいのか、いけないのか、それが問題だ
松岡和子訳:生きてとどまるか、消えてなくなるか、それが問題だ
河合祥一郎訳:生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ

こんな感じでした〜。

5『重力ピエロ』伊坂幸太郎

大学時代に友人から勧められてハマった伊坂さん。
個人的には、登場人物が再登場したりするので、『オーデュボンの祈り』から刊行順に読むのがおススメなのですが、一番好きなのはこの作品ですかね。
『死神の精度』も好きですし、『チルドレン』『ラッシュライフ』『鴨とアヒルのコインロッカー』等々、絞るの大変でした。

6『クライマーズ・ハイ』横山秀夫

『顔』『半落ち』と警察小説から入った横山秀夫さんですが、この作品が心に刺さりました。
少し古めかしい印象がありますが、現代でも色褪せない傑作です。
感想文を書いていますので、良ければご参考までに。

7『人間失格』太宰治

この時代の文豪たちの女性観になんとなく苦手意識があるのですが、太宰治さんだとこの作品に衝撃を受けました。
こういう苦悩って永遠のテーマですよね。

8『ボッコちゃん』星新一

ショートショートといえば、星新一さん!
短いのにすごい読後感ですよね。
何とも言えない気持ちになりました。

9『獣の奏者』上橋菜穂子

ファンタジーと言えば、イギリスというイメージでしたが、日本のファンタジーも面白いと思わせてくれた作品です!
守人シリーズも良いのですが、個人的にかなりこの作品が好みなのです。

10『十二国記』小野不由美

まだまだあるよ、日本のファンタジー!!
シリーズものですが、女の子の友情が描かれているところがお気に入りです。風の万里、黎明の空あたりです。だんだんと、成長し、強くなっていく姿に感動ですよ。

11 『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』フィリップ・K・ディック

私の父がSF好きなので、ちょこちょこ私も読んでいます。古い作品ですが、AIが発展している現代にまた通ずるものがあるかもしれません。映画ブレードランナーの原作でもあります。人間性とはなにか、考えさせられる作品でした。

12『風が強く吹いている』三浦しをん

わたしの大学時代の青春小説といえば、これです!
駅伝をやっていたわけではありませんが、熱い気持ちを思い出すのです。
個人ブログでも感想を書いているので、よろしくお願い致します↓

13『アルジャーノンに花束を』ダニエル・キイス

名作が続きます。私自身が病気をした時に、追体験したような気がしています。自分が変わると、世界も変わるんですよね~。

14『檸檬』梶井基次郎

少女漫画で出てきたので、読んでみた作品。難しいのですが、描写が鮮やかです。映像が浮かんでくる気が致しました。初キスは、檸檬の味等いいますが、この作品では、鬱々とした雰囲気に飲み込まれますね。

15『クマのプーさん』A.A.ミルン

ディズニーで有名ですが、やっぱり原作を読んでほしいです。
癒されること必至です!!
名言とともにお楽しみください。

16『ナルニア国物語』C.S.ルイス

ファンタジーといえば、この作品!!シリーズ通して大好きなのですが、一番と言われると、『ライオンと魔女』ですかね。
岩波少年文庫の瀬田貞二さんの日本語訳もいい味。

17『指輪物語』J.R.R. トールキン

綿密な設定に驚かされます。映画もかなり原作に忠実ですが、原作でやはり読んでほしいです。ファンタジーの原点を見た気が致します。

18『リトル・バイ・リトル』島本理生

夫が好きだったようで、想い入れのある作品。
なんでもない日常を、大切に思わせてくれました。
大丈夫と想える存在になりたいですね。

19『青空のむこう』アレックス・シアラー

泣ける作品と言われると、思い浮かぶ作家さんです。
私は感動しいなので、号泣でした。

20『ゲド戦記』アーシュラ・K. ル=グウィン

夏休みの宿題で読んだ記憶があります。
やっぱり1番初めの、影との戦いが、1番面白い気がします。

21『賢者の贈り物』オー・ヘンリー

短いお話ですが、素敵ですよね!
お互いを想う気持ち♡

22『スタンド・バイ・ミー』スティーヴン・キング

映画では、グリーンマイルも好きなのですが、小説ならこの作品ですかねぇ。
この作品の映画もまた良いのですが。

23『MISSING』本多孝好

高校時代に読んで、こんな小説が書きたいと思った作品です。
美しい文章でした!

24『この世で一番の奇跡』オグ・マンディーノ

色々な名作を紹介してくれるので、読みたい本がどんどん増える作品です。
名言がたっぷり。

25『ビタミンF』重松清

重松清さんの作品も色々とあるのですが、思いれが強いこの作品にしました。家族について考えちゃいますね。

26『シャーロック・ホームズの冒険』コナン・ドイル

名探偵と言えば!
初めて読んだのは、小学生なので、児童版でしたが、ワクワクしたのを覚えています。

27『そして誰もいなくなった』アガサ・クリスティー

クローズド・サークルと言えば!
色々な作品にオマージュされてますので、ミステリー好きならぜひ読んでおきたいです。

28『四畳半神話大系』森見登美彦

この小説を読んでいたおかげで、大学で宗教勧誘にあわずにすんだと今でも信じております(笑)

29『ジョン・レノンを信じるな』片山恭一

高校時代に巻き起こったセカチュー旋風。
そんななか、読み漁って、好きだった作品です。

30『スカイ・クロラ 』森博嗣

ハードカバー、いわゆる単行本が素敵すぎて購入しました。青空と夕焼け空?とにかく綺麗だったのです。当時は、スカイ・クロラとナ・バ・テアのみ刊行されてました。
表紙買いで中身も良くて大満足です!

31『青の炎』貴志祐介

高校の友人にオススメして、ヒット。
何だか嬉しかった思い出の作品です。
なかなかシリアス内容ですが。

32『失われる物語』乙 一

小説ならではの表現だなぁと感心させられました。小説にもまだまだ、色んな可能性があるんでしょうねぇ。

33『レ・ミゼラブル』ヴィクトル・ユゴー

市村正親さんの舞台が大好きだったので、張り切って岩波文庫を制覇しました。
映画も良かったですね。

34『博士の愛した数式』小川洋子

優しい物語で、大好きです。
数学が苦手な方には、ぜひオススメしたい作品。
博士のように、教えてくれる先生に出会いたいですね。

35『ライ麦畑でつかまえて』J.D.サリンジャー

村上春樹さんも翻訳されている作品ですが、その前に読んでいました。
GOOD LUCK‼️

36『不思議の国のアリス』ルイス・キャロル

鏡の国も好きなのですが、代表的なこちらの作品。可愛いらしい夢オチの代表ですかね。

37『たのしい川べ』ケネス・グレーアム

児童書ですが、ぜひ読んでおくと面白いですよ。
可愛い冒険譚です。

38『こころ』夏目漱石

高校の課題で読んだ時は、よく分からなかったのですが…
この内容の小説のタイトルを『こころ』にする漱石さんのセンスに脱帽です。

39『時の旅人』アリソン・アトリー

また児童書ファンタジーですが、大人にもオススメです。タイムスリップもの。

40『家森綺譚』梨木香歩

『西の魔女が死んだ』も好きなのですが、あえて選ぶならこの作品を。

ぜひぜひ読んでみてくださいな。

41『冒険者たち』斎藤惇夫

小学生の学芸会で、先輩が演じてました。
プロの劇も鑑賞しましたが、面白いです。
ガンバたちの冒険シリーズですが、これも1番初めが1番面白いと思います。

42『ハリーポッター』J.K.ローリング

高校時代の思い出!
続きが待ちきれず、洋書の炎のゴブレットを購入するも、結局読めませんでした💦

43『夜のピクニック』恩田陸

恩田陸さんの作品も色々と好きなのですが、書店バイト時代に読んだこちらを。
青春を感じる作品です。

44『われはロボット』アイザック・アシモフ

アイザック・アシモフは、やはり私の父が大好きなのです。ロボット三原則は、ここから!!

45『星を継ぐもの』ジェイムズ・P・ホーガン

もひとつSF作品から。
これは外せませんね!!

46『痴人の愛』谷崎潤一郎

何だか色々と感じてしまう作品です。
やもやもやするのですが、読んでしまいました。

47『燃えよ剣』司馬遼太郎

歴史家的には、色々あるようですが、新撰組!が好きになっちゃいます。
私の中では、司馬遼太郎と言えばこの作品なのです。

48『タルト・タタンの夢』近藤 史恵

〈ビストロ・パ・マル〉のシリーズ好きなのです。食べ物ものも好きなのですが、もう選べる数が少なくなってきましたので、滑り込み。

49『老人と海』アーネスト・ヘミングウェイ

ヘミングウェイって何かカッコイイなんて読んでみましたが、ハマりました!!

50『GO』金城一紀

最後になってしまいましたが、窪塚洋介さんが出ている映画も好きなこの作品で〆とします!

おわりに

いかがでしたでしょうか。

偏愛ということで、何だか懐かしい作品ばかりになってしまいました。

最近の本を読めていないということもありますが、昔読んだ本って思い入れが強いのですよね。

同じくこの本が好きという方や、この本オススメなどありましたら、コメント頂けると嬉しいです😌✨










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