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わたしが家族を想う理由

よく友人から、

家族とめっちゃ仲良いよね。

って言われます。

前回の「2020年振り返り」 で話しましたが、
わたしは家族が大好きで、結構何よりも優先しちゃいます。

(新年1発目の大事なお願い事なのに、無意識に家族の健康を願ったなんて自分でもびっくりです笑)


でもちゃんと、わたしが家族を大切に想う明確な理由って実はあるんです。
それに気付いたのがちょうど1年前、社会人1年目が終わろうとした頃でした。



うちは正直、裕福な家庭ではなかったんです。
しかも双子で産まれただけに、何にしても費用は2倍
本当に苦しかったと両親は言っていました。

そんな中、わたしは中高6年間ソフトボールに打ち込みました。道具代に遠征費、とにかくお金がかかるスポーツでした。

だけど両親はどんな場面でも
わたしを優先してくれました。

父はわたしが見栄っ張りなのを知って、
当時人気絶頂の上野選手が使用するクローブと
同じモデルの物を買ってくれました。
今思えば、これすごく高かったんですよね。

ブランドもわたしがミズノに拘っているのを知って、
スポーツショップで一番高い最新モデルのウェアを父は買ってくれました。

母は朝から晩まで練習に明け暮れるわたしを気遣って
朝には山盛りの肉弁当と、冷たい麦茶を用意してくれました。

かなりわがままだったわたしは
これと言ったらそれしか食べない、
お茶に氷が少ないだけで機嫌を悪くして、
1日ふてくされる、そんな人間でした。

それでも文句言わずに毎日毎日用意して、
朝早くに出ていくわたしを見送ってくれました。


あと両親2人して、毎週日曜の試合の日には
どんなに遠い試合会場までも足を運んで
わたしが緊張しないようにと、わざわざ見えないところから静かにそっと応援してくれました。



高校を卒業し大学へ進学してからも
海外留学やら海外インターンシップやらと、
とにかくお金が必要でした。

だけどその分、
わたしだって必死に勉強を頑張ったんです。
その甲斐あって財団法人から給付奨学金を貰ってたし
バイトもして必要なものは自分で買ってたし、
迷惑はかけてないと、また両親に反抗しました。

だけどお金はかかっていたんです。
毎日食べてたものも、着ていた服も、ぜんぶ。
これは本当にいつか謝りたいなぁ。



そんなこんなで社会人になり一人暮らしをして
ようやく、父親の思いやりに気付きました。
ようやく、母親の優しさに気付きました。

だからわたしは
今できるわたしなりに最大限の
親孝行をしているんです。

毎月仕送りはできないけど、
大切な日には、プレゼントを贈ります。
欲しいと言ったら、すぐに買ってあげます。

そして連休には、ちゃんと実家に帰ります。
(これが一番の親孝行と両親は言います笑)


あるとき、友人に言われました。

家族とめっちゃ仲良いよね。
色々してあげてるし。
それみて私も何かしてあげたいなぁって、
思ったんよね。


言われて、嬉しかったんです。
自分の行動をみて、同じように感じてくれたことに。

だから今回、恥ずかしながら家族の事を
noteに書いてみました。


家族関係いろいろあると思います。
だけど自分を育ててくれた両親には
ちゃんと感謝したいものです。



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