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わたしが東京にいる理由

なんの為に、ここで頑張らなきゃいけないんだろう。ふと原点に立ち返る。

コロナが流行してからというもの、
東京は完全に異色と化してしまい、東京に住んでいることが逆にデメリットになってしまった。

今は会えないね。

大好きな友人や家族から、ポロっとこんな言葉が。悲しい。


この夏は母を海外へ連れてってあげる予定でした。近くだけど、母は喜んでくれてました。
その為にお金もコツコツ貯めてたんです。

それも全部できなくなってしまった。
悲しいけどこれが現状。

お金があっても、地元へ帰る時間があっても
どれほど会いたいと思っても、
今だけは静かにじっとしていよう。

そう思って早半年が経過しました。


そんなある日、いつものようにネットサーフィン中、こんな広告を見つけました。



あれ?何かが違う。

もう東京なんて出てやる


地元を離れ、東京で働くことに憧れていた自分。

正直今でも、本社に出社する時、テレビで見ていた駅名を聞いて降りる時、「あぁ、ここで働いているんだ」と思いふけることもある。

だけど会社へ出社することもできなくなってしまった今、6畳の小さな部屋で朝から晩まで引きこもって仕事をしている。

なんで東京にいるんだろう。


わたしが東京にいる理由。
居座る理由って、ないのかも。

この違和感をどうやって払拭しようか。

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