7/26の朝の日記
朝。寝坊した。起きる予定よりも、1時間弱遅い。
カーテンを開けると、予想以上の日差しがベッドに差し込んだ。日差しが白いシーツに反射して、寝ぼけ眼の私は「うわっ」と独り言。
外に出なければいけない予定は夜からだけれど、スーパーとお花屋さんと本屋さんに行く事にした。
うがいをして、顔を洗って、昨晩作った麦茶をコップ一杯分飲み干すと、深く帽子を被りマスクをつけて家を出た。
まだ梅雨明け宣言されていないはずの大雨警報が出るかもしれないと言われてるほどの日だというのに、迷いのない晴天だった。
自転車で風を切ってもお世辞にも涼しいとは言えない気候と、ジリジリと首の後ろを刺激する熱。
今年初めて聞くミンミンゼミの声は、私に本当の夏の始まりを告げているような気がした。
季節の変わり目はいつだって新鮮で懐かしい。
過去の思い出も、これから起こる未知な出来事も、全てを包み込んで風の匂いに乗せて。
いつの間にか昼になってしまった。今日のお昼は、具沢山の豚汁と白米を食べよう。
2020.7.26の朝の日記。
凜