見出し画像

企業×アート「第2回コーポレートアートコレクション」

会社って役員室やその応接には美術品が飾られてる事が多いですよね~
(特に歴史ある企業さん)
そんな関西を代表する企業が持っている
従業員でも普段目にする事がないカモしれない大阪の企業さんが持っている美術品の展覧会。
『第二回コーポレート・アートコレクション「なにわの企業が集めた絵画の物語」展』
もともと初代の大阪府庁だった建物(想像より小さい)でこじんまりと
全部で44点だれもが知ってる有名画家から、勉強不足で知りませんでしたまで
館内は写真撮影OKでしたが、SNSなどは禁止との事でしたので
写真は会場で頂いたパンフレットから。
実物はそれぞれ個性的な額装がされていてそれも素的なのでぜひ現地で観てみてくださいね~
個人的に印象に残ったのをメモ代わりに
・アートコーポレーション所蔵の「マリー・ローランサン」マンドリンを持った二人の若い娘と子犬
額装も含めた雰囲気が絵の世界観を壊さずふんわりしていてとっても素敵。
(家にも飾れそうなサイズ)
画像1

・コクヨ所蔵の「藤田嗣治」パリ
2年ぐらい前(?)にあった「藤田嗣治」の回顧展にも出ていなかったらしい絵
猫でも女性でもない色がないのに雰囲気がある作品。千九百十七年のサインが印象的
画像2

・企業名不明「三縄健」
2つ並んで飾ってあったモダンな額に入った躍動感のある動物。
これ飾ってある企業さんと置いてある空間が気になります。
画像3

・京阪所蔵の「早川良雄」ポスター女の顔シリーズの原画
パッと見た瞬間に、あっ京阪だ!なんでそう思ったんだろうと思いましたが
昔は百貨店の顔としてポスターが飾られてたからなんですね~
画像4

・大林組所蔵「岡本太郎」娘と犬
北浜ルポンドシェルに飾ってあるらしいけど、行った時に気がつかなかったな~
こんな力強い作品なのに。娘と犬がどこにあるのかは万人にはわからず・・・
画像5

・ロイヤルホテル所蔵「ベルナール・ビュッフェ」メロンとシクラメンの静物
リーガロイヤルっぽく、他に出てた絵も「食」に関するもの
大きなメロンが抽象的でインパクト大
画像6

・サラや所蔵「パスカル・チューマ」少女の教育
アフリカ開発会議に参加した事が縁で購入されたとか、企業ポリシーとピッタリだなと
画像10

他にも大工道具のかんなの絵や、大阪万博の映像。
金鳥のポスターはノミ取り粉のロシア版での宣伝のもの、蚊取り線香の除虫菊はもともとノミとり粉の原料だったなんて事も知れて
面白い展示でした。

それぞれがどんな場に飾ってあったり、どういういわれでその企業さんが買った(もらった?)のか従業員がそれをどんな風に思ってるのかなんてのも知れると面白かったなぁ~

画像10

『第二回コーポレート・アートコレクション「なにわの企業が集めた絵画の物語」展』
日程:2020年1月24日(金)~2月15日(土)
時間:10時~20時
会場:大阪府立江之子島文化芸術創造センターenoco(大阪府庁跡地)
   地下鉄「阿波座駅」スグ

画像10

画像10



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?