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保育士の仕事のやり方は、保育士の数が増えるだけでは変わらない可能性

↓こちらは先日書いた記事です。
ここからまた考えたことを書きます。


保育士の配置基準の問題(子どもの数に対して保育士の数が極めて少ない)は、近年様々な場所で取り上げられるようになってきました。そしてようやく、76年ぶりに一部が改定されることになりました。

が、この記事にも書かれているように、今回の改定された内容は、現場の声とはまだまだかけ離れていて、さらなる改定がなされるよう引き続き声を上げ続け、政治の動きを見守り続ける必要があるでしょう。

保育士がの数が増え、一人当たりの保育士が見る子どもの数が減ることは喜ばしいことで、保育士の処遇改善と良質な保育に繋がるかもしれません。ただ、そのことで昨今問題とされている不適切な保育がなくなるのかと考えると、そう単純な話ではないと私は思っています。裏を返せば、不適切な保育が行なわれていることと、保育士の数が足りないこととは、関係が全くないとは言い切れませんが、そこにはもっと別の問題があると思っています。


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