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幼児教育の考え方を小学校に。カリキュラム教育は幼児期にふさわしいのか。①


有料記事ですが、大変意義深い内容でしたので、紹介しつつ記事の内容について考えたいと思います。

「小学校に行ってから困らないように」

幼稚園や保育園でよく言われる言葉です。
だから、小学校でやることを先取りして幼稚園や保育園で行う。
このような考えは依然として根強くあります。保護者からもそれを希望する声は多いし、早期教育を取り入れる園も多いです。保護者のニーズにこたえるためにそうなってきたのか、園の主導により保護者がそのように考えるようになってきたのか、どちらが先かはわかりませんが、今は幼稚園・保育園・こども園のいずれでも、保育時間内に英語・体操などの学習をカリキュラムとして取り入れる園が多く存在するし、降園後や休日に習い事として行っている家庭も少なくないでしょう。果たしてそれで良いのでしょうか。それは子どものためになっているのでしょうか。

紹介した記事の有識者検討会で語られていることは、私が今ちょうど放送大学で勉強している「幼児教育の指導法」の内容と被っていて、個人的に大変タイムリーでした。

以前から「小学校と幼稚園・保育園の連動をスムーズに行う」ための方法が、「小学校の教育を幼稚園で先取りする」という形になりがちであることを疑問視していました。もちろん私だけでなく、幼児の発達を理解し、幼児教育を学ぶ人の中には、そのことを疑問視する人は少なくなかったのでしょう。


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