子連れのワーケーションってどう思う?可能?魅力的?〜旅行記・後編〜
「またここにきたい」と思う最強のコンテンツって?
子連れワーケーションツアーに参加してきた旅行記の後編です。
概要編では、「ワーケーションに参加することになった流れ」を。
旅行記の前編では「子連れワーケーション満足度で一番大切なこと」
という気付きについて書きました。
旅行記の後編は、「またここにきたいと思う最強のコンテンツについて」
です。結論から先に言っちゃうと、「人」なんですけどね。
それでは旅行記の続きは、2日目の朝から始まります。
どうぞ!
座禅
2日目の最初のコンテンツは座禅です。朝6時に集合というスケジュール。
チビが起きていたらむっちゃんの部屋に私が連れていき、寝ていたら5:50に部屋にきてもらう約束でした。
チビちゃんぐっすりだったので、むっちゃんに部屋にきてもらい交代。
私は集合場所に向かい、バスに乗って座禅会場に連れて行かれます。
座禅。とても良かったです。
なぜって、チビと一緒の時間は、とにかく気持ちが焦っています。旅なんてなおさらです。だからこの座禅のゆっくりとした時間の流れは、ママにとってどんだけ贅沢な時間か…。
ワーケーションの旅ではじめてゆっくりした時間をすごせました。
温泉入っていたって、ご飯食べていたって、部屋でくつろいでいたって、「ゆっくり」なんてできないんだから。
予想外のプレゼント
前編で「5分でも一人で温泉入る時間があるだけで違う」って書きましたが、座禅から帰ってきた後、その5分を友人夫婦からいただきます。
友人が集合時間まで子供をみてくれるとのことで、一人温泉時間をいただきました。5分でもゆっくりと温泉に入れる幸せ。
本当にありがとうございます。
そして、少しだけむっちゃんと一緒にお風呂で会話した時、こんな会話をしました。
「旅行にいってお風呂入っても入った気がしない、ご飯食べても食べた気がしない。写真の中には確かにそこにいるのに…ね。」
こんな会話ができたことも、私にとって癒やしでした。
癒やされた自分を感じ、「私には、今、こんなことを話せるママ友達がいないな」っと気付かされました。
私の子育て相談役は主に母で、子育ての大変さについて語るのも、男友達とのことが多かったり(仕事で接するの男性ばかりで)。
「温泉にゆっくり入りたい!」
って欲求は自分の中にあるのは明確だったのですが、
「育児について語りたい。共感されたい。」
という欲求は自分で感じていない部分だったので、いい体験だったというか…。うまく言語化できないですが、ちょっと気持ちが楽になりました。
予想外のアクシデント
チビのイヤイヤが発動です。むっちゃんが好きすぎて、「むっちゃんのとこいくー。」と一人でドアをあけて飛び出していく。
泣き叫ぶ中、歯磨きや、着替えをしなきゃで、もう大変。自分の準備すらなかなかできません。これ、普通に集合時間には間に合いませんでした。
この後の予定は、団体行動から少しぬけ、むっちゃんとの個人行動の予定だったから他の人に迷惑をかけないですみましたが…。(ふう)
自由時間
2日目の午前中は自由時間。仕事しても良かったんですが、私は古民家を改造したという友達の家に一度行ってみたかったので、チビと一緒に友達の家にお邪魔し、むっちゃんとおしゃべりする時間にあてました。
チビを預かってもらっている環境を見たい気持ちもあり。
この時間の使い方がめちゃ正解でした。
むっちゃんとゆっくりお話できたこの時間こそが、私にとっての今回の子連れワーケーションで一番のコンテンツでした。
普段とは違うタイプの人との会話、そして子育てしている人との会話は、日常ではなかなか得られない体験となり、とても貴重なものでした。
自分の子育ての振り返りにもなるし、未来の課題認識にもなるし、地方暮らしをしたい自分にとっても有用な情報満載だし。
ここで感じたことはまた総括部分で記載したいと思います。
なにより、「またここ(会津)に行きたい」と思える一番のコンテンツなんじゃないかと感じました。
やっぱりいちばん魅力的なコンテンツって「人」ですよね。
喜多方ラーメンツアー(ランチ)
ランチはバスに乗って喜多方までいってラーメンです。ここで感じたことは、「選択することのめんどくささ」でした。
好きなラーメン屋を調べ、自分の好きなお店にいけたのですが、ラーメンにあまり興味のない私は、選択することがめんどくさく、友達が選んだお店についていきました。美味しかったですが、全く印象に残っていません。
ダリ美術館ともいわれる「諸橋近代美術館」の見学
次の予定は「五色沼散策」の予定でしたが、雨がふっていたので、急遽コースを変更し「諸橋近代美術館」へ。でも、芸術に触れたのよかったです。
美術館も良かったんですが、ここも庭と景色が素敵で、チビを放牧したかった。
クリエイティビティを刺激するスポットへ行くことは、ワーケーション的にとても大切な気がします。(ワーケーションの目的にもよりますが)
1000円で楽しめるメニューが準備された「極上のはしご酒」企画
夕食の後に準備されていたのが「極上のはしご酒」企画。地元のお店を選ぶ。っていいですね。(さっきのラーメンとは真逆なこと言ってます。)
ラーメンにはこだわりがなかったから人任せにしたけれど、ここでは「奈良萬という日本酒をのみたい」というこだわりがあるので、自分で選択したい欲がでてきます。
結果、奈良萬は飲めなかったものの、美味しい蕎麦屋さんと出会え、大満足だったのでした。(そしてバナナの天ぷらという衝撃的なものと出会う)
予想外のプレゼント2
早めにチビちゃんと寝かせたいこともあり、はしご酒は2軒目に顔だけだし、一人でそそくさと宿へ。
帰りが遅くなったこともあり、むっちゃんがチビをお風呂に入れてくれていました。(本当にありがとうございます)。
そして、「お風呂いってきなよ」と。またもや一人温泉時間をプレゼントしてくれました。むっちゃんはチビと一緒に入っていて、全然ゆっくりお風呂にはいれなかったはずなのに…。本当に、本当にありがとうございました。
朝の散歩
3日目の朝は、チビと宿のまわりを散歩しました。渓流の音を感じながら、「木の葉っぱは緑だけじゃないんだよ」っていいながら、紅葉をチビと見た散歩は、きてよかったって思ったことの一つ。
チビに自然を感じさせたかった。という思いもあったし、今回の旅ならではの一緒の思い出もやっぱりほしいですよね。
チビとの散歩のときに、気になっていた足湯を見に行ったら、宿泊者なら誰でも入れるとのこと。
集合時間まで時間があったので、その足湯に入ってきました。
こ、ここで仕事したい!
陶芸
最終日、最後のコンテンツには、「陶芸体験」が組み込まれていました。
土に触れるという触覚コンテンツいいですね。職人と触れるというのも、クリエイティビティの刺激にとてもいい気がしました。
旅行記で体験したコンテンツを前編・後編といろいろと紹介しまたが、後編は、どんなコンテンツよりも、
「またここにきたい」を思う最強のコンテンツは「人」だ!
と感じたという話でした。
続きは、今回のツアーに参加してきた方々の意見交換会の感想や、私が参加したい子連れワーケーションプラン計画、それらの総括的感想となります。
>続く
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