チェコで中国人と間違われて、現地のおばさんと大喧嘩した話

お久しぶりです。Moeです。

前回の初回更新から、かなり日が経ってしまいました😅

いつになれば、また海外に自由に行ける日が戻ってくるのでしょうか。

そう考えながら、また新たな思い出話をしたいと思います。

今回はチェコの首都・プラハで中国人と間違われて、現地のおばさんと大喧嘩した話をします。

チェコに行った時期・経緯(本題まで飛ばして良し)

前回でフィンランドの雪街で遭難しかけた話をしました。

このチェコ旅行は、まさにそのフィンランド旅行の直後にそのまま訪れましたものです。(2019年2月某日)


行くこととなった経緯としては、チェコに友人がいたことが大きかったです。

私は高校生の頃から積極的にネットの掲示板やアプリ(HelloTalk等)を通して、海外の友人を作っていました。

私の友人はチェコの中でもポーランド寄りにあるリトミシュルという小さな街に住んでおり、数年間メッセージのやりとりをしていました。

彼(友人)からチェコの話を聞けば聞くほど、当然のように実際に訪れたい気持ちが募る一方.......

私がチェコに行くことになったら、プラハもリトミシュルも喜んでガイドしてくれる+フィンランドからのアクセスも良かったのでチェコに行くことに決めました!


このお話は私がチェコについて2日目、友人と合流してプラハ城を探索した直後のことです。

地下鉄のトイレへ(本題)

海外旅行に行くと、トイレの場所に困ったりします。

前提として、チェコを始め、ヨーロッパのトイレでは有料が一般的です。

(正直生理現象のトイレにお金を払うことがあまり理解できませんが......)


その時は私・私の友人(日本人・女)・チェコ人の友達(男)の3人でいましたが観光している途中にトイレに行きたくなったので、とある地下鉄の駅のトイレに行くことにしました。


海外のトイレでお金を払うシステムはいくつかありますが、

そのトイレでは入った直後に立っているおばさんにお金を払うシステムでした。

(地下鉄のトイレの入り口は男女で分かれていますが、おばさんが両側から見える位置に立っている)


もちろんお金を払わないとトイレを使うことができないので、私はそこでお金を払います。

トイレの個室に入り、用を足していると、急に周りから中国語が聞こえ始めます。

しかも、そこそこの大人数(ツアー客かな?)


中国人観光客の集団が来る前は女子トイレを使っているのは私だけでしたが、入ってきた瞬間に急に列ができて、トイレが騒がしくなりました。

「あー 観光客がたくさん来たな〜」と思いながら、用を足した私は個室から出て、手を洗い、トイレの出口に向かいます。


すると、受付のおばさんがとても怒った様子で、怒鳴りながらお金を集めるカゴを持って出口の前に立っているではないですか!

私の予測では、中国人観光客の人たちはお金を払わず一気に団体でトイレの中に押し寄せて入ったのではないかと思います。(文化の違いで、トイレが有料なことを理解していなかったのかもしれません)

きっとチェコ人の受付のおばさんは、それを見兼ねてトイレを出るときにお金を回収しようとしたのかと思います。


でも、私はトイレに入る時にお金を払った。

平然と何もなかったように、出口に向かいます。


すると、受付のおばさんに止められて、怒られます。

何を言っているかは分かりませんが、お金を払え的なことを言われているのは分かりました。


私も舐められちゃいけないと思い、精一杯英語で"but I already paid!"と何度も反論します。

しかし、おばさんは英語を理解しないので、チェコ語で一方的に怒鳴られる一方.......


そのいざこざが数分ほど続きましたが、トイレの扉の外を見ると幸い近くに私の友人2人が待っていました。

すぐに手招きで、チェコ人の友人を呼び寄せます。

同じタイミングでトイレに入って、お互いにお金を払ったことは見えていたので、事情を説明すると彼もそのおばさんに対してチェコ語で反論。


これで事態は収束するかと思いましたが、おばさんが引くにひかない。

結局もう一回お金を払って、出て行きました。


彼に話を聞くと、何度チェコ語で説明しても話が通じず、「くそ女 あほんだら」みたいな感じにかなり卑猥な言葉で怒っていたみたいです。

まあ世界のどこにでも、話の通じない人はいるみたいですね........

ちなみに、トイレの使用代金は40円ほどでした(笑)

たかが40円なので、すぐに払えばいいような気もしましたが、その時はなぜか引くに引けなかったです。

その後感じた、チェコでの人種差別?

別にこの件に関しては人種差別だと感じていません。

しかし、最近はコロナの影響もあって欧米での人種差別問題をよく聞くので、私がその当時(と言ってもコロナ禍ですが)に感じたチェコの雰囲気を述べて終わります。


チェコにはベトナム人が多いみたいです。

その日、その後は友達と観光の時間を楽しんだ帰り道、私も駅で"Vietnamese ?"と声をかけられました。

私は日本にいたら絶対ベトナム人と思われないような風貌なのですが、日本人が欧米人を区別できないように欧米人はアジア人を区別できないですよね。


中国人観光客は世界のどこにでもいるので、プラハも例外ではありません。

人口の多さ的にも当たり前です。

ちなみに、プラハ城の周りに、エホバの人たちが立っていましたが、パンフレットと看板が中国語でした(笑)

観光客も相手にするのには驚きです(笑)


特に、チェコ(プラハ・リトミシュル)で人種に関して感じたことはこれぐらいですね。

旧ソ連圏なので、日本と比べて無愛想な人は多いですが、基本的に私が関わった人は観光客慣れしている人なので、気分を害されるような経験はありませんでした。

あの喧嘩以外(笑)




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