【読書メモ】内田和成『ビジネススクール 意思決定入門』21
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読書メモ
Part2不確実性のマネジメント 06ゲーム理論 ライバルの出方を想像して打ち手を考える
値下げする場合の分かれ道はどこか?
まず分析すべきは、顧客セグメント
価格で選んでいる客か
味など非価格要因で選んでいる客か
自社が動いているときに、競争相手がどう動くのか
業界外の顧客の動きも頭に入れておく
業界内でのパイの取り合いなのか
価格を下げることで需要を喚起して、牛丼の総需要アップにつながるか
ビジネスの意思決定では、1回の選択で決まる訳ではない
吉野家は、価格を据え置きした
→吉野家は1人負けする結果となった
→価格を下げればよかったかというと、それはわからない
感想
吉野家と私の決定は同じでした。値下げ競争はジリ貧路線になりそうで、どうしても、その方法は採りたくありませんでした。
実際、吉野家は価格を据え置きして1人負けする結果となったのですが、長期的に見るとどういう結果となるのでしょうか。
従来のやり方をそのままで値下げをすると、どこかにしわ寄せが来るものですが、値下げをした2社はどうだったのでしょうか。従業員を減らしたり、給与を減らしたりすると、職場の環境が悪くなりそうですし、素材の質を落とすと味が悪くなります。そういう無理をすれば、だんだんとお客さんは離れていくと思います。
値下げで一瞬の売上げは上がると思いますが、その方法は長続きするのでしょうか。値上げは値下げよりも難しいことを考えると、劇薬と言えそうです。
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