アンケートの精度の高め方

よく見かける街頭インタビューや店舗でのアンケート。顧客にアンサーしていただいたその回答は、本当に真実だろうか?自社サービス向上のために、アンケートの精度を高める方法を考える。

※今回の記事はリー・コールドウェルさんが著者の本「価格の心理」を参考にさせていただいております。下にアマゾンのリンクを貼らせていただくので、チェックしてみてくださいね。
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こんにちは、くにたけりんと申します。
まずは、この記事を読もうと思ってくれて本当にありがとうございます。

今回は「アンケートの精度の高め方」というテーマでお話させていただきます。ではいきましょう。


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では本題です。

アンケートの精度の高め方は「いかに想像してもらうか」が鍵です。

例えば自社でコーヒーを売っているとしましょう。その時に顧客が普段いくらコーヒーにお金を支払っているか聞きたいとします。その時に街中を歩く人に対して「ちょっとすいません!あなたはコーヒーに普段いくら掛けますか?」と聞くのは無粋です。いきではありません。
なぜか。
まず、消費者の性としてあるのが「本来払うであろう金額よりも少し低く答える」というものです。自分の回答が実際の商品の価格に反映されるならなるべく安い方がいい。そう思うのが普通でしょう。そのため、実際払う額よりも低めに回答するのが基本です。
また、アンケート実施者が例えばめちゃめちゃイケメンだったり美女だったり、回答する人にとって魅力的な人であれば、見栄をはりほんとは払えないような高い金額を回答することだってあるかもしれません🤣いずれにしろ、精度としてはかなり低いということです。

ではどうするか、答えはもう出てますね。想像してもらうのです。
アンケート回答者に、実際自身がそのコーヒーにお金を払っている姿を頭の中で想像してもらいます。そうすることで、先よりもアンケートの精度が高まりますね。

では具体的にどう想像させるかなのですが、今回の場合だと
・その場でお金を持たせる、自身の財布から1000円取り出してもらう
・実際の商品を持ってもらう、試飲してもらう
などがあると思います。
こうすることで、ただ聞くよりもお金を払う瞬間やそのコーヒーに見出した価値を肌感で感じてもらい、想像せざるを得なくなることでしょう。

アンケート内容やアンケート実施場所、アンケート実施者によって顧客の回答はガラッと変わります。さらに、どんなに想像してもらっても、消費者の根本にある「なるべく安く」という欲求は拭えないため、本来払うであろう価格を回答してもらうのは至難の技です。
しかし、まずはこの事実を知ること。そして、本来の回答に近づけるようアンケートの精度を高めることは可能です。この二つを押さえておけば、自社サービス向上に役立つのではないでしょうか。

今回は短めとなりましたがこれで以上となります。何かあなたの役に立てたら幸いです。ではまた!

・『価格の心理(著)リー・コールドウェルさん』
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