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学習における「70:20:10の法則」

こんにちは、国武凜(くにたけりん)と申します!
「LUXER MOON(ルクサームーン)」というピアスブランドのオーナーをしたり、大阪ミナミのホストクラブ「ATOM ROYAL」でホストしています!

70:20:10の法則

先日、お友達から
「りんくんは沢山の知識を持ってるから、あとは現場で活かすだけだよね」
と言ってくれました。

この言葉には大きな誤解が含まれています。
我々は学んだ知識は現場で活かせる生き物だと考えがちですが、具体的には「学んだ知識の数パーセントが現場で活かせる生き物」だったりします。

たとえ昨日学んだ知識が活かせる絶好のチャンスが今日訪れたとしても、僕含めおそらくほとんどの人は活かすことができません。

理由は主に2つかなと思います。

1.活かす絶好のチャンスだと察知することが難しい
2.様々な要素が複雑に絡み合った唯一無二の文脈の中で学んだ知識を落とし込む訓練がされてないから

活かす絶好のチャンスだと察知することが難しい

幸運の掴み方には方程式があります。

幸運=(行動×多様+察知)×回復

そう、運を掴み取るためには観察眼を鍛えなきゃいけないことがこの方程式からみえてきます。

数ある知識の中から、今この状況ではどの知識を活かせばアウトプットの価値が最大化されるのか。答えは誰にもわからなく、「なんとなくこの知識を活かせれば...」とふと思考できるのは、それまで数々の質の高い経験を積んできたからです。

複雑な文脈の中に落とし込む訓練がされてないから

文学で扱うレモンと物理学で扱うレモンは異なります。

文学のレモンは抽象度をなくした唯一無二のレモンであり、物理学で扱うレモンは具体性を剥いだ再現可能なレモンです。

ビジネス書などで学ぶ知識は、このうち「物理学的レモン」に片寄っていることがあります。

しかし我々が生きる世界はより具体的であり、目の前に起こった唯一無二の状況と文脈に「物理学的レモン」を当てはめるのは容易なことではありません。

なぜなら、抽象度の高い概念を具体的な形に変化しなければいけないからです。

アルベルト・アインシュタインは一般相対性理論のみならず、様々なフィールドにおいて結果を出してきた天才ですが、彼は1日10時間も寝てたらしい。
良く天才は「寝ずに努力する」みたいなイメージがありますが、彼はその逆。伝記を読んでみると、むしろよく寝てあんまり努力しないみたいな人なんです。

そんな彼が人より努力せずに結果を出せたのは、1を学び抽象化し10を理解できたから。

これは「アナロジー」と呼ばれています。
アナロジーの流れはこう。

具体→抽象化→具体化

アナロジーはある程度の訓練が必要です。
そのために、本で学んだことを現場で活かすのはなかなか難しいわけです。

ホストの内情

ホストを初めて約5ヶ月。
論文や漫画などでホストに関するあれこれを知識としてインプットしていたものの、やはり現場に入ってみると文字で学ぶ以上の何かがあります。

ホストを始め学んだことは「身体性を伴わない学びはほぼゴミである」ということ。
もちろん全てが全てゴミとは言いませんが、やはり現場について学ぶwork place learningには質が到底及ばない。

結論、たくさん知識を持ってるから秀でた結果を出せる訳では無いということ。
とにかく多様な経験をしてるかどうかが、何者かになるためには大切なわけです。

引き続き、多くの人がやりたがらないホストに尽力し、ここで得た経験で持って何者かになってやります。

現場からは以上です🔥

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