#24 【家庭菜園】ラディッシュの収穫とネギの土寄せ
畑を初めて約1ヶ月ちょっと。
初めて収穫できる時が来た。
鍬で畑を耕し作った初めての畝で植えた、初めての野菜、ラディッシュの収穫だ。
ラディッシュを植えたのは7月頭。
1回目?の梅雨が一瞬で明けて、一気に夏模様になったカンカン照りの日だった。
私の畑は、近くに水路がなくて容易に水をあげられない。
その前に、そもそも会社員で自称「週末農家」なので、その名の通り週末しか手入れが出来ないのだ。
ラディッシュは元々、プランターでも育つ比較的初心者向けの野菜だけど、最初の芽が出て本葉が生えるまである程度の水が必要だ。
だから「ラディッシュを植えてみたい」と言った時、芽が出るか心配だとお隣の畑をしている元JAの師匠から言われていた。
それでも植えてみたくて、勝手に種を買ってしまった。言う事を聞かない弟子だ。
でも師匠は優しいから見捨てないで「じゃあやってみようか」と言ってくれた。
早ければ1週間で芽が出ると言われて、翌週末早速見に行った。
出てる...
、、、、、出てる!!!!双葉が!ぴょこっと!!
嬉しさのあまり、トトロのメイちゃんとさつきちゃんのように畝の周りを踊り回ってしまいそうだった。
師匠に報告すると、
「よかったねぇ〜〜だめかと思ってたよ。」
とサングラス越しに銀歯がギラギラの笑顔を見せてくれた。
どうやらこっそり私のいない平日に、水をやってくれていたようだ。
優しさが身に沁みる。
双葉が出てからは早かった。
毎週行くたびに、葉っぱはぐんぐん大きくなっていった。大きくなればなるほど、根っこが赤くなってラディッシュっぽさが出てきて「間引き」をする度に心が痛んだ。
そしてちょうど種を植えてから1ヶ月がたった8月初日。仕事が振休だったので、畑に向かった。
赤い株を地面からチラッと見せて、まるで「もう食べられるよ〜」と言ってくれているみたいなラディッシュとご対面。
丸っこく出来たやつもヘンテコなやつも、虫に食べられているやつも、全部愛おしい。
大きそうなものから順に初収穫した。
早速、畑を貸してくれている方と耕運機を貸してくれた方、そしてお師匠ご家族に、それと旦那さんの実家と梅干し作りの師匠、まりさんへお裾分けした。
周りの方のお陰でこうして無事に初収穫を迎えられた。本当に人に恵まれた。
感謝の気持ちを忘れずに、少しずつ恩返しししていこう。
最後に、ネギの土寄せもした。
このネギもお隣の畑の方が、苗木をくれたもの。
ネギ農家なの?っていうぐらいたくさん。
うまくネギの白い部分ができたら、またお裾分けしよう。
収穫は鍋の季節かな。
次はそろそろブロッコリーとカリフラワーを植えようと計画中。
次のご報告をお楽しみに。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?