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#25 【振り返り】わたしの夏休み

あっという間に、気づいたら9月。
今年もあと4ヶ月でおしまいかぁ、と思いつつやりたい事と出来る時間とのバランスが悪い毎日。

8月は仕事が夏季休業で10日間ほどの休みが。
わたしの夏休みを振り返りながら、残りの4ヶ月間の過ごし方を考えてみる。

夏休みに入る直前に、仕事が入ったので急遽早めに東京入りすることになった。
そうそう、わたしの地元は東京。
仕事ではちょくちょく行く機会があったけど、休みとしてゆっくり帰るのは、結婚してから初めてだった。

久しぶりの実家。
まだ自分の部屋があった。

中高生の時陸上部の大会でもらったメダル、大好きだった美術の先生に褒めてもらった彫刻作品、バイト友達からもらった手紙、おばあちゃんからのお年玉、カンボジアで買った変な置き物。ダイビング仲間と撮った写真。

懐かしい写真やものがいっぱいあって、片付けたいようなそのままにしたいような気持ちになった。

別日、大学時代からの友達に会えた。
社会人になる前に出会った人に会うと、何だか安心する。
お互いの近況をざっと話して、それ以外は大学時代と変わらないたわいもない話。
野良猫のような子だから、仕事も恋愛もフラフラしているようだったけど、彼女らしさが変わっていなくてよかった。

また別日、何の目的もなく買い物に出かけた。
やっぱり東京はモノに溢れている。
見せ方もとても上手で、危うく沢山のものを手に取ろうとしてしまう。
3-4時間ぐるぐるしていたけど、「あるものから。」と心に言い聞かせて、結局何も買わなかった。

また別日、実家の近所の行ってみたかったパン屋さんとカフェに行った。
天然酵母のパンを買うと隣のカフェで食べられる。
いちじくとクリームチーズのパンがとても美味しかった。
どこのパン屋さんに行ってもクリームチーズが入ったパンに目がいってしまう。くるみとか、いちじくとか、クランベリーとか、そういうワードにも弱い。

また別日、大学時代のゼミの友達とランチ。
彼女は法曹界へ進み、弁護士になった。
夢を追い続ける人はかっこいい。
有楽町での待ち合わせにタクシーで来た時は、もしかしてもう金銭感覚が変わってしまったかもしれないと思ったけど、ランチの後に選んだカフェがヴェローチェ(都内でもとても安価なカフェ)だったから、なんだ全然そんな事ないや、と思った。

他にも、異動前に仲良くしてもらっていた会社の先輩方にお会いしたり、両親と食事したりしたが、どれもあっという間に時間が過ぎてしまった。

地元で過ごした夏休み。
頭の片隅には、ほったらかしにしている畑や水槽のめだか、同じく実家に帰省していた旦那さんやそのご家族のことなどをぼんやりと考えていた。
わたしの生活の拠点は、もう東京ではない。

気軽に友達に会えないのは寂しい。
時間をかけて、今の環境でも素敵な人間関係を築けるように。
改めてそんなことを考えた夏休み。

まずは畑仕事の再開と夏の疲れを癒しながら、
ゆっくりと秋の時間を楽しもう。

めだかさん

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