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別居後・離婚後も親として関われる関係作りを伴走していきたい
みなさん、はじめまして。「りむすび 香川支部」として活動することになりました波多江愛(はたえ あい)です。
わたし自身の離婚や共同養育に関する想いをお伝えし自己紹介させていただきます。
両親の離婚
わたしの両親は離婚しています。親権は母で、父が家をでました。面会の取り決めなどはしていなかったようですが、母は父と会うことを制限はしていませんでした。わたしが高校生の時の出来事だったことや、携帯という便利なものがあったからというのもあるかもしれませんが、必要な時に連絡をして時々会っていました。
友人の離婚
数年前、男性の友人からある日突然奥さんと子どもが出て行ってしまったと相談を受けました。それから離婚や親権について調べるようになりました。そんな中離婚や別居後親と会えない子どもたちがたくさんいることや、子どもに会いたいと思っているのに会えない親がいることに驚きました。そして、共同養育という言葉を知りました。
わたし自身の離婚
恥ずかしながら、わたしは2回離婚しています。1回目は相手の不倫が大きな原因でした。2回目は性格の不一致というのでしょうか…。
どちらも調停離婚でした。2回目の離婚のときは子どもがいました。2回目の離婚の前に、会いたいのに会えない、子育てしたいのに関われない別居親がいることを知っていたので、わたしは相手に一緒に住むことはできないけれど別々に暮らして子どもを一緒に育てようと提案しました。相手は当然納得することができず、結局調停で争うことになりました。
調停で争う中で、別居前は一緒に育てていこうと思っていたのですが、だんだんと嫌になってくる自分がいることに気づきました。
「結局相手は自分の要求ばっかり、何でこうなったか全然わかってないやんか」
そう感じるようになっていました。そうなると毎日面会させていたのが週1回になっていき、そうすると相手の怒りは増しより関係は悪化していったのです。
りむすびとの出会いと気づき
調停の最中、たまたま「共同養育」についての講演が香川であることを知り子どもと一緒にいったのが、りむすびの講演でした。講演の中で
「別れても子どもにとって親はふたり」
「離婚しても親としての関係は続く」
この言葉を聞いて、そりゃそうだよなとストンと自分の中で腑に落ちた感じがしました。
じゃあどうすればいいんだと考えると結局、気持ちの整理や相手の気持ちの理解なんだと思います。共同養育するうえで必要なことは裁判所で争うことではなく、まず気持ちの整理をすることだとわかりました。親同士が争えば争うほど、傷つくのは子どもなんですよね。
もっと早くりむすびに出会えていたらこんなにこじれなかったのかなぁと…その後、わたしと元夫は子どものためにすこーし歩み寄ることができました。
コンサルタントとして
わたしは初めに書いたように3つの離婚を経験しました。その経験をもとに、子どもの気持ち、子どもと一緒に暮らすことができない親の気持ち、子どもと一緒に暮らしている親の気持ち、すべて理解できるというわけではありませんが共感できることがたくさんあると思っています。
自分を正当化するわけではないのですが、親が離婚してしまうことは仕方のないことだと考えています。ただ子どもには両方の親から愛される権利があります。しかし、離婚に至るまで、離婚する過程で親同士の感情がこじれてしまうことが多々あります。それによって離婚後親として関わり合うことも嫌になってしまうことがあります
それは子どもにとっていい影響があるのでしょうか?
わたしは共同養育コンサルタントとして、親同士の葛藤をできるだけ早くに少なくし、別居後・離婚後も親として関われる関係作りに関わっていきたいです。
そして、ひとりでも多くの子どもが、親が別居・離婚しても両方の親に愛されていると感じながら育っていってほしいと願っています。そのために自分の経験を活かしながら、離婚を考えている人や今現在離婚について争っている人、離婚した後うまくいっていない人、どの時期にいる人でも、一緒にあきらめず解決策を考えていきます。
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