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セレンディピティ

「偶然に良いことに巡り合うこと」
これがセレンディピティである。

現在の仕事をするまでに様々な偶然な巡り合いがあった。

先週行った教員研修で出会った人もこの偶然としか言えない。
そして、偶然出会った人たちとの会話から、自分の将来を選択する上で大事な示唆をいただいた。
また、出会った先生から新たなコミュニティを紹介していただき、
今年はそのコミュニティでの活動もスタートする予定である。

数年前から社会人を数名招いてキャリア教育を行なっているが、
このキーパーソンとの出会いも偶然出会った。
1 たまたま申し込んだyoutubeのセミナーに申し込む
2 面白いと思ったのでセミナーを主催した団体にメールをする
3 すぐに連絡があったのと、同じ自治体の場所にいることがわかる
4  zoomなどで連絡を取り合い、実際に学校でプログラムを実施
何となくで申し込んだセミナーから、約4年経ったが今でもこの偶然の出会いが続き、仕事につながっている。

セレンディピティについてプロダクトデザイナーの秋田さんはこのように述べている。

いえることは誰かれなく愛想よく接して挨拶をして「おく」という予備段階と、誰の言葉も素直に受け止めて「おく」という手筈が必要だということです。
たぶん「偶然の巡り合わせ」というのは、誰の上にも吹く風のようなもので、別段誰かに特別強く吹いているとは思えません。
しかし「風を感じる感性と体勢」を整えておかないと風向きの変化は感じられません。イソップ童話の「北風と太陽」ではないですが、寒いからといってフードをかぶっていてはせっかくの風向きの変化も感じられないのです。
つまり「聞きたくない」「触れてほしくない」と思っていると、良いことも触れに来てくれません。

機嫌のデザインーまわりに左右されないシンプルな考え方  秋田道夫(2023)

自分はどちらかというと内向的な人間だと自覚はしているが、外に出た時はなるべく話しやすい雰囲気を出すようにはしている。
今までの偶然の出会いを考えると、フードをかぶって自分を閉ざしていた時に出会いがあったわけではなく、フードをとって相手の話を聞こうとしたり、自分を素直に出したときに偶然の出会いが良い方向へと進んでいったような気がする。

このような偶然な出会いをするためにも、たまには遠くに行くこともいいことかも知れない。

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