見出し画像

学び続ける子どもを育てるには?

8月3日は北海道教育大学の未来の学び協創研究センター第21回セミナーのオンラインセミナーに参加した。

ここで紹介されていたのがUDL(学びのユニバーサルデザイン)である。

多様な特徴を持つ児童生徒が教室で学ぶことを阻むバリアを最小限に抑え、すべての児童生徒が最も効率的に、自分に合った、効果的な学習を実現できるようにするための、学習環境デザインです。

セミナーの資料から引用

UDLは、
自分で学びに向かう生徒
学びを舵取りできる生徒
のような「主体的な学習者」を育てることを目指している。

まさに現在の教育に求められる考えであろう。
また、生徒が学習に向かえていない時に、生徒に問題があると考えるのではなく、「学習環境」に障害があると考える。

この考えは授業をする時にとても大切な考えだと感じている。

・授業中寝ている
・他のことをしている
・パソコンでゲームをしている
・友達と授業に関係ないことを話している
・授業を聞いているようであるが、ノートには何も書いていない
・授業を聞いているようであるが、ただ教室にいるだけ

このような生徒が教室にいた時に、学習環境に障害があると考えれるか、
考えれないかは授業改善に大きな違いが出る。

「自分の授業には障害がなく生徒がよくない」
と考えていると授業改善は見込めない。
「自分の授業に学びを阻む障害がある」
と考えると授業改善につながる。

どのような学習環境をつくればいいのか、
どんな環境だと全員が学ぶことができるのか、
これをよく考えて夏休み授業作りを行いたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?