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【資格勉強#01】怠惰な大学生の挑戦 #FP3級

こんにちは。リーマン日記のコイキングです。

今回は、私が大学1年生のときに「3級ファイナンシャル・プランニング技能士」(通称FP3級)に合格したときの話をしようと思います。

金融業界を目標に就職活動をする学生や、金融業界に就職した社会人に向けて、資格勉強の支えになれれば幸いです。

早速FPの概要から参りましょう。

FP3級とは
 正式な試験名称は「3級ファイナンシャル・プランニング技能士」です。
 名称が長いため、省略して「FP3級」と呼ぶ方が多いです。
 FP3級についての詳細情報は以下の通りです。

 《FP3級の詳細情報》
 ・試験名:3級ファイナンシャル・プランニング技能士
 ・受験料:6,000円(税抜)
 ・出題形式:選択式(学科)、記述式(実技)
 ・試験時間:2時間(学科)、1時間(実技)
 ・出題数:60問(学科)、20問(実技)
 ・合格ライン:6割以上
 ・合格率:70〜80%前後
 ・試験日:1月、5月、9月(年3回)
 ・試験時間:10:00 〜12:00(学科)、13:30〜14:30(実技)

資格勉強を始めたきっかけ
 私の大学時代は、怠惰でした。

 授業が終わったら、すぐアルバイトやサークルに行く日々。

 とにかく「遊び」中心の大学時代を送っていました。

 友達と遊んでいる瞬間はとても楽しい。けど、何も残らない。

 そんな自分に嫌気が差して勉強を始めました。

 勉強は好きじゃないけど、高校時代の部活動のように目標が持てることが始めたかった。
 自分に自信が持てるような達成感充実感が欲しかった。

 資格勉強はそんな自分にピッタリでした。

FP受験理由

 私がFPを受験しようと思った理由について、以下2つ紹介します。

 ①金融業界への就職を考えていたため
 大学では経済学を専攻していたため、将来的には金融業界に就職したいと漠然と考えていました。
 (結果的に就職しませんでしたが。笑)
 FPを取得することによって、就職活動を有利に進めたいと考えたのが理由の1つです。

 ②お金に関する知識を付けたかったため
 「金融=難しい」というイメージがあり、大学に入学するまではお金の勉強をすることを避けていました。
 一方で、これからの人生でお金の知識は絶対必要になるとも考えていたため、お金に関する知識を付けたいと思い、FPを受験することを決意いたしました。

合格率
 日本FP協会が公開しているデータでは学科試験、実技試験ともに合格率が70〜80%ほどで他の資格と比べると合格率が高い資格となっています。

 ↓日本FP協会が公開している結果データについて
 https://www.jafp.or.jp/exam/syutoku/

学科と実技の違い
試験では、問題が学科(午前)と実技(午後)の2つに分類されます。
学科と実技の違いは、学科は基本問題中心であるのに対して、実技は応用問題になります。
学科試験はテキストの内容を正しく覚えているかを問われますが、実技試験では具体的な事例を用いた問題計算問題が多く出題されます。

勉強期間

 半年間くらい勉強したと思います。
 当時大学1年生で金融の知識も浅かったため、充分な時間を確保して勉強しました。
 ですが、一定の勉強をして知識を付けた方であれば、短時間の勉強でも合格することも可能かと思います。
(私の友人は1ヶ月間の勉強で合格していました。)

《受験までの流れ》
 1.情報収集する
 2.試験の申込みをする
 3.参考書を購入する
 4.勉強する
 5.受験する

1.情報収集する
 まずは、試験について全く知らなかったため情報収集から始めました。
 情報収集する際に意識したことについて、以下2つ紹介します。

 ①試験概要
 日本FP協会が公開している情報や他の方のnoteを参考に、試験概要について情報収集しました。
 情報収集していく中で「試験は学科(午前)と実技(午後)に分かれている」、「試験機関がきんざいFP協会の2つある」などの基礎的な試験概要を調べました。

試験機関を変えることによって、試験の難易度や資格の価値は変わることはないですが、私はFP協会の方で受験しました。

 ②勉強方法
 先ほどと同様、他の方のnoteを参考に、勉強方法について情報収集しました。
 学生とは言え、授業やサークル、バイトなどやりたいことがたくさんあったため、「自分はどうやって勉強すれば最速で合格できるのか」を考えて、情報収集しました。笑

2.試験の申込みをする
 試験の申請については、試験日の3〜2ヶ月前に「申込受付期間」を設定されていることが多いです。
 「申込受付期間」=申込の受付期間に制限をかけること。

 そのため、「申込受付期間」を確認した上で申込みましょう。

 ↓FPを受験申請したい方はこちらから申込みできます。
 https://www.jafp.or.jp/exam/app/2fp.shtml


3.参考書を購入する
 参考書を選ぶ際にどれを選べばいいか迷う方も多いと思います。
 私が参考書を購入する際に意識したことについて、以下2つ紹介します。

 ①参考書の厚さが適切か
 上記については、参考書の厚さが自分の容量(キャパ)を超えていると、勉強のモチベが上がらないためです。笑
 参考書が厚ければ厚いほど中身も厚いと思いますが、その分勉強への心理的ハードルも上がると思っていたため、自分の容量に合った参考書を選ぶようにしました。

 ②問題中心か
 上記については、問題を実際に解くことが最も点数の上がりやすい勉強方法であると考えていたためです。
 テキストを読むだけで単語や問題を理解できる方もいるとは思いますが、問題を実際に解くことで自分の苦手や理解度を測りながら勉強することができると思います。

 以上の理由から、参考書の厚さが丁度良く、中身が問題中心で構成されているものを購入しました。笑

【購入テキスト】
うかる!FP3級 速攻問題集 日本経済新聞出版


4.勉強する
 FPは出題範囲が広いです。
 また、金融系の資格ではよくあることだと思いますが、専門用語が多く出題されるため、試験の難易度もグッと上がると思います。
 そこで、私が勉強をする際に意識したことについて、以下2つ紹介します。

 ①分からない専門用語を減らす
 先ほど述べた通り、FPの試験では自分が今まで聞いたことないような専門用語がたくさん出てきます。
 そのため、分からない専門用語を減らすことが点数の向上に繋がると考えました。

 具体的には、「問題集の中で用語の意味が解説されていない」もしくは「解説されているけど参考書だけでは理解が難しい」ものは、参考書とは違う媒体(インターネットなど)で調べ、自分の理解しやすい形でノートにまとめることによって、分からない専門用語を減らしました。

 ②苦手分野は差別化して勉強する
 苦手分野の問題は、普通の勉強をするだけでは知識として定着しなかったためです。
 一色単に勉強して覚えることは難しいと思います。
 私は何度も何度も同じ問題を間違えました。笑
 そこで難しい問題については、(難しい問題だけをまとめた)単語帳を作る、表を作成するなど、差別化して勉強をしました。

5.受験する
 試験当日の携帯品は以下の通りです。
 会場での貸し出しは行っていないため、忘れ物に注意して臨みましょう。

 《試験当日の携帯品》
 1.受験票
 2.本人確認書類
 3.筆記用具
 4.計算機
 5.腕時計

終わりに
 本記事は、金融業界を目標に就職活動をする学生や、金融業界に就職した社会人に向けて書きました。
 「金融=難しい」というイメージを持っている方もいらっしゃるかと思いますが、この記事を読まれた皆様が、FPを受験するきっかけになれば幸いです。


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