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【資格勉強#02】大学生2年生が独学でFP2級に合格したときの話 #FP2級
こんにちは。リーマン日記のコイキングです。
今回は、私が大学2年生のときに「2級ファイナンシャル・プランニング技能士」(通称FP2級)に合格したときのお話をしようと思います。
金融業界を目標に就職活動をする学生や、金融業界に就職した社会人に向けて、資格勉強の支えになれれば幸いです。
早速FPの概要から参りましょう。
FPとは
正式な試験名称は「2級ファイナンシャル・プランニング技能士」です。
名称が長いため、省略して「FP2級」と呼ぶ方が多いです。
FPについての詳細情報は以下の通りです。
《FP2級の詳細情報》
・試験名→2級ファイナンシャル・プランニング技能士
・受験料→8,700円(税抜)
・出題形式→選択式(学科)、記述式(実技)
・試験時間→2時間(学科)、1時間半(実技)
・出題数→60問(学科)、40問(実技)
・合格ライン→6割
・合格率→40〜60%前後
・試験日→1月、5月、9月(年3回)
・受験資格→AFP認定研修の受講修了者、FP3級合格者、2年以上の実務経験者、金融渉外技能審査3級合格者のいずれかに該当すること
資格勉強を始めたきっかけ
私が資格勉強を始めた理由については、以下の記事の中で紹介しています。
興味がある方は、ぜひ読んで頂けると幸いです。
↓私が資格勉強を始めた理由
https://note.com/riman_log/n/nfa0f3355d28b
FP受験理由
私がFPを受験しようと思った理由について、以下2つ紹介します。
①金融業界への就職を考えていたため
大学では経済学を専攻していたため、将来的には金融業界に就職したいと漠然と考えていました。
(結果的に就職しませんでしたが。笑)
FPを取得することによって、就職活動を有利に進めたいと考えたのが理由の1つです。
②お金に関する知識を付けたかったため
私の偏見なのですが、「金融=難しい」というイメージがあり、大学に入学するまではお金の勉強をすることを避けていました。
一方で、これからの人生でお金の知識は絶対必要になるとも考えていたため、お金に関する知識を付けたいと思い、FPを受験することを決意いたしました。
FP3級との違い
FP2級は、3級と比べて学科試験と実技試験、ともに合格率が15〜35%ほど減少しています。
↓日本FP協会が公開している結果データ
https://www.jafp.or.jp/exam/syutoku/
そこで、FP3級との違いについて、以下2つ紹介します。
①出題内容
FP3級では用語の意味や概要が出題されることに対して、FP2級では計算や記述問題など、より実務で詳しい内容が出題されます。
②解答の選択肢の数
FP2級の出題形式は3級とほぼ同じですが、解答の選択肢が3択から4択に増えます。
そのため、試験の難易度も高くなっています。
以上が、FP3級との違いです。
合格率から見ると「FP=難しい」というイメージを持たれた方もいらっしゃるかと思いますが、金融機関に長く勤めている方はほぼ全員持っているため、正しい準備をしていれば必ず合格できるというのが私の考えです。
勉強期間
FP3級の勉強期間を含めると、1年間くらい勉強したと思います。
当時大学で経済学を専攻していたとは言え、金融の知識が浅かったため、1年間くらいの勉強時間がかかってしまいました。笑
《受験までの流れ》
1.情報収集する
2.試験の申込みをする
3.参考書を購入する
4.勉強する
5.受験する
1.情報収集する
まずは、試験について全く知らなかったため情報収集から始めました。
情報収集する際に意識したことについて、以下2つ紹介します。
①勉強期間
試験の合格率や他の方のnoteを参考に、「自分はどのくらい勉強すれば合格できそうなのか」を見積もったりしました。
多くのサイトでは、勉強期間を2〜3ヶ月に設定していますが、正直な感想を言うと個人差あるかと思います。
私は、半年〜1年間くらいの勉強期間が妥当だと思いました。
(計算や記述問題が多いため)
②勉強方法
先ほどと同様、他の方のnoteを参考に、勉強方法について情報収集しました。
学生とは言え、授業やサークル、バイトなどやりたいことがたくさんあったため、「自分はどうやって勉強すれば最速で合格できるのか」を考えて、情報収集しました。笑
2.試験の申込みをする
試験の申請については、試験日の3〜2ヶ月前に「申込受付期間」を設定されていることが多いです。
※「申込受付期間」外の申込みはできません。
そのため、「申込受付期間」を確認した上で申込みましょう。
↓FPを受験申請したい方はこちらから申込みできます。
https://www.jafp.or.jp/exam/app/2fp.shtml
3.参考書を購入する
参考書を選ぶ際にどれを選べばいいか迷う方も多いと思います。
私が参考書を購入する際に意識したことについて、以下2つ紹介します。
①自分の容量に適切か
参考書は、参考書の厚さや読みやすさで決めるのオススメします。
理由は、参考書の厚さが自分の容量(キャパ)を超えていると、勉強のモチベが上がらないためです。笑
参考書が厚ければ厚いほど中身も厚いと思いますが、その分勉強への心理的ハードルも上がると思っていたため、自分の容量に合った参考書を選ぶようにしました。
②問題中心か
問題を繰り返し解けるような参考書をオススメします。
理由は、人間の脳は使わない記憶は削除するようにできているためです。
記憶というのは日々更新されていくため、あっと言う間に覚えたことを忘れますが、アウトプットしたことはそう簡単に忘れません。
実際に書いたりすることで、記憶を定着させることができます。
以上の理由から、参考書の厚さが丁度良く、中身が問題中心で構成されているものを購入しました。笑
【購入テキスト】
うかる!FP2級 速攻問題集 日本経済新聞出版
これだけ覚えるFP技能士2級・AFP 一問一答+要点整理 成美堂出版
4.勉強する
FPは出題範囲が広いです。
また、金融系の資格ではよくあることだと思いますが、専門用語が多く出題されるため、試験の難易度もグッと上がると思います。
そこで、私が勉強をする際に意識したことについて、以下2つ紹介します。
①分からない専門用語を減らす
先ほど述べた通り、FPの試験では自分が今まで聞いたことないような専門用語がたくさん出てきます。
そのため、分からない専門用語を減らすことが点数の向上に繋がると考えました。
具体的には、「問題集の中で用語の意味が解説されていない」もしくは「解説されているけど参考書だけでは理解が難しい」ものは、参考書とは違う媒体(インターネットなど)で調べ、自分の理解しやすい形でノートにまとめることによって、分からない専門用語を減らしました。
②苦手分野は差別化して勉強する
苦手分野の問題は、普通の勉強をするだけでは知識として定着しなかったためです。
一色単に勉強して覚えることは難しいと思います。
私は何度も何度も同じ問題を間違えました。笑
そこで難しい問題については、(難しい問題だけをまとめた)単語帳を作る、表を作成するなど、差別化して勉強をしました。
5.受験する
試験当日の携帯品は以下の通りです。
会場での貸し出しは行っていないため、忘れ物に注意して臨みましょう。
《試験当日の携帯品》
1.受験票
2.本人確認書類
3.筆記用具
4.計算機
5.腕時計
終わりに
本記事は、金融業界を目標に就職活動をする学生や、金融業界に就職した社会人に向けて書きました。
「金融=難しい」というイメージを持っている方もいらっしゃるかと思いますが、正しい準備をしていれば、必ず合格できると思います。
この記事を読まれた皆様が、準備を万全にして試験当日に100%の実力を発揮されますよう願っております。
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