桜井莉麻

拙著『神さまの隣』(電子書籍)刊行中です🙌✨ 詩や短歌、エッセイを発信しています☺️🌸…

桜井莉麻

拙著『神さまの隣』(電子書籍)刊行中です🙌✨ 詩や短歌、エッセイを発信しています☺️🌸 お問合せは、Xまで🍀 https://x.com/Rima_Sakurai_52?t=fgj4BmvVDCb0NddPrqkQjQ&s=09

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🌸桜井莉麻のプロフィール🍀

いつも応援してくださる皆様、支えてくださる皆様、見守ってくださる皆様、ありがとうございます☺️🎀 また、作品のイメージ画像として、素晴らしい絵画やお写真を提供してくださるクリエイターの方々に、この場をお借りしてお礼申し上げます✊🏵️本当にありがとうございます✨皆様の素晴らしい作品のお力をお借りして、わたしのnoteが成り立っています🙇 わたしのプロフィールを書かせていただきます🌼 (内容は、随時更新予定ですので、何卒ご了承くださいm(_ _)m) 読んでくださると嬉しいで

    • 【詩】キラキラの日々

      キラキラの日々 会いたいな あの子に会いたいな 空を見上げてぼんやり想う キラキラ輝いていたあの時代 わたしの隣ではしゃぐあの子の笑顔 抜けるように青い空 新緑の眩さ わたしは忘れない あのキラキラを あの子が自分のしがらみを手放して 空に昇ったとき 空に吸い込まれていったとき に吹いた風 わたしは忘れない 涙の日の中で輝き続ける あのキラキラの日々を あの子がくれた一生分のキラキラを 心に刻み続ける

      • 【詩】未来

        未来 巡る巡る 記憶が巡る 何年も前の 何十年も前の記憶が わたしの中を駆け巡る 彼を彷彿とさせるあの人の笑い方 目の前を横切る彼の優美な横顔 矢継ぎ早に入れ替わるたくさんのシーン わたしが見たもの聞いた音触った感触食べた味わいそして匂い わたしを織りなすすべて わたしの過去 わたしの今 今立っている場所 地球の上の一地点 1平方メートル未満のわたしの今 ここからすべてが始まる 足を踏み出す 枠の外に出る 太陽が風が空が自然が笑う 強く生きろと背中を押す

        • 【短歌】メロディーの

          メロディーの 懐かしき縁(ふち)に 触れたとき 思いが溢れ(こぼれ) 地面に散らばる 懐かしいメロディーの一節を耳にした時、抑えきれない当時の思いが、溢れてしまった。

        • 固定された記事

        🌸桜井莉麻のプロフィール🍀

          【詩】夢

          夢 眠りつく前 とろとろした空気 とろとろした目蓋の重み カーテンの隙間から覗く半月がキレイ 夜は深い 夜の静けさを切り裂くバイクのテールランプ 夜は闇の中 眠りにつく前 浅い呼吸から深い呼吸へ 枕元で香るラベンダー カーテンの隙間から覗くキレイな半月 誘う波 眠りの波 寄せては返す呼吸とともに繰り返される波 引きずり込まれる呼吸 わたしは入ってゆく 片足ずつ 夢の縁をまたいでその奥へ

          【詩】今

          今 過去の失敗はそこから学ぶためのもの 過去の栄光は当時の自分が評価されたというただの事実 だから 浸るのはよくない 両方ともに 浸るのはよくない 過去は過去に過ぎず あなたが今持っているのは 学びを身に着けた今の自分だけ だから今にフォーカスして 今を大切にして 今を生きよう どんなに後ろ暗い歴史を抱えていても 今を最大限に生きれば あなたの人生が好転する日は必ず来る 未来が待ち遠しい 今を積み重ねてどんな自分が 未来に立っているか待ち遠しい 太陽が反射する

          【短歌】透きとおる

          透きとおる ガラスの心は 美しい しっかり立って 歩いて行って --- あなたのガラスの心は、弱くても美しい。しっかり立って、歩いてね。

          【短歌】透きとおる

          【詩】綿毛

          綿毛 息を吹き返す 青い空に青い空気に 疲れた魂が息を吹き返す たんぽぽの綿毛がそよぐ ふわふわふわりと風に誘われ 空へと舞い上がる 放たれてゆく生命の種 キレイ 白い生命がまっさらな空へ 運ばれてゆく あなたの元へ わたしの所へ それぞれの道行く人のその先へ

          【詩】綿毛

          【詩】柔らかな

          柔らかな 柔らかな葦 柔らかな水 柔らかなハーモニカに群がる羊 柔らかな羽 柔らかな花 柔らかな窓に止まる蝶々の羽音 柔らかな虹 柔らかな幸 柔らかな人々の落とす影 柔らかな地球 宇宙 生命 柔らかなあの子の佇まいの 柔らかな面影

          【詩】柔らかな

          【短歌】歩くたび

          歩くたび スカート揺れる 春の華 後ろ姿の 軽々しさと --- 歩く度にゆれるスカート。その後ろ姿は、軽々しく、華やかでもある。それから… --- 「と」で歌を終えたのは、続きがあることを、それとなく示したかったからです。他に何を感じていたか、自由に想像してみてください。

          【短歌】歩くたび

          【詩】浮上

          浮上 疲れ切って眠るとき 心が痛くて涙が止まらないとき 生きるのがしんどくて全てがどうでもよくなったとき まずは休もう まずはあなたを取り戻そう 重たい現実が足にまとわりつくなら そこから逃げよう 逃げるしか手段がないときに そこに向き合い続けるのは 自分を殺すのと一緒です 自分が整ってきたら 自ずと視線は外界に向くから 世界の広さを思い出そう 感じよう 自分の内側のエネルギーを 信じよう 自分自身の生命力を そうしてもう一度立ち上がり あなたの人生をあなたの手で作り

          【詩】浮上

          【詩】生きる

          生きる あなたに出会ったから奇跡が起こった あなたに出会ったから深く傷ついた あなたに出会ったから人の心を学べた あなたに出会ったから愛を知った 楽しかった過去 苦しんだ過去 笑顔も泣き顔も 過ぎゆく人生のなんて豊かなこと 花鳥風月 森羅万象 地球 感謝と謙虚な心を守り 世界に何かを与えることができたなら これ以上の幸せはない 生きること 生きられること これ以上の幸せはない

          【詩】生きる

          【短歌】混沌の

          混沌の 黒に身を包む 涙の日 あなたを失う わけには行かない --- 「あなたを失うわけには行かない」と、全力を尽くしたあの日々がぼやける、喪に服す今日。

          【短歌】混沌の

          【詩】風

          風 風がさわる わたしの頬を わたしの指先 わたしの額 わたしの首筋をさわる わたしは感じる さらさらさらさらと吹く風に 心地よさ 湿り気 温度 地球の息吹を感じる 地球が生きているのを感じる わたしは長い間夢を見ていた ふらふら彷徨う亡霊だった 夢から覚め 目を見開き世界と対峙する さらさらさらさら 風がわたしの足元をさらう 前へ進めと背中を押す

          【詩】風

          【詩】灰色のため息

          灰色のため息 ため息がこぼれる ため息が転がって足元に積もってゆく わたしは今ため息の水たまりに浸かっている さらさらした水なのに色は煤けて底が見えない わたしの心の毒の色 ため息がこぼれる 明日明後日明々後日 今日と同じにはしたくない 夏が近づく日和のよい青空が ぬけたような青空が遠い 雲が白いこと白いこと 灰色に埋もれたわたしの今日は やがて過去になる 今夜眠れば過去になって昔話になる だからわたしはわたしの灰色を脱ぎ捨て いつか青空と雲になる

          【詩】灰色のため息

          【短歌】ありがとう

          ありがとう 今まで一緒に いてくれて 抱きしめ眠る 柔い温もり --- お別れの前の一幕。

          【短歌】ありがとう