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最善の未来とはなんぞや

人生の岐路に立たされる」という言葉がある。

その中でも、進学や就活など訪れる時期がおおよそ定められているものと、そうじゃないものがあって、
それが訪れた時に「最善の選択」はどれかと頭を悩ませたり、後になって「ああしとけば」「こうしとけば」と後悔することもある。

でも、最善の選択肢って何だろう?って
疑問に思ったので、考えたことをまとめてみることにした。

この前アルバイト中に、中学3年生のお子さんを持つ主婦の人の話を聞いた。
その話によると、受験生のお子さんがどの高校を志望するか迷いに迷って、占い師さんに相談に行ったそうで、

そこで占い師さんに言われたのが
「今1番志望している学校には行かない方がいい。学校に行けなくなってやめることになる。」
ということ。
娘さんはそれを聞いてさらに悩んでしまっている、というお話だった。


占いを信じるかどうかの話はここでは置いといて、
学校に行けなくなってやめる、という未来が待っている選択肢が「よくない選択肢」と思われているんだな、とまず思った。
まあそれはそうなのかも。


自分の話をすると、私自身が高校を退学して、別の高校に転校した。(なぜそうなったかはまた別の投稿で書き進めているのだけど)

周りからみたら、最初の学校を選んだのが間違いだったと思われるかもしれないし、
母にも「その学校選んだこと後悔してる?」とふときかれたことがある。

でも、私は後悔していない。

もちろんその当時は辛かったし、今でも思い出したり、悪夢をみたりもする。正直、中学生や高校生の時には2度と戻りたくない。

それでも、良いこともあって、その一つが私にとって唯一無二の友達を得ることができたこと。
今も彼女たちに会うたびに「出会えてよかった」
と思う。

また、たくさんのことに感謝できるようにもなった。今までは、何も考えず当たり前に毎日を過ごしていたけれど、この経験を経て

朝起き上がれること
毎日学校に行けること
ご飯が食べられること
親に支えてもらってること
自分を気にかけてくれる友達がいること

このすべてが当たり前じゃないんだと気づくことができた。

つまり何が言いたいかというと、
あなたがどんな選択をしても、
その先にはそれぞれ違う形の未来があって、
多分どの道にも「楽しいこと、嬉しいこと」「苦しいこと、逃げ出したいこと」がある。

そして、どれが「正しい」とか「間違い」なんて決まっていないんだ、ということ。

それは、あなたが何を幸せ、嬉しいと感じて
何を辛い、苦しいことだと考えるか、
何に目を向けるかで変わってくるのかもしれない。

もし今あなたが選択を迫られていて、悩んでいるのなら。もしくは自分の選択が合っているのか不安なら。きっと大丈夫。
あなたの選んだ道に間違いなんてないのだから。

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