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FUJI ROCK FESTIVAL2021を見て。

 お久しぶりです。たかやです。

伏見◎ProjectというバンドでSax&vo.を務めながら、大学生をしていますが、それ以前に俺は一人の音楽好きです。

今回はFUJIROCKを見ながら色々考えが出てきたのでそれについてメモしとこうかと。

やはり音楽好きならではFUJIROCKは一度は行ってみたいですし、配信も高校三年生からですが一年に一度の大きな音楽の祭典。毎年楽しく見ています。

それでも、SNSで開催に対する批判を浴びながら開催し、完走したFUJI ROCK2021。勝手ながら個人的な独り言をメモとして残しておこうと思う。

開催に対して

 人間は見なくても良いようなことを見ようとする。喜怒哀楽、興味、誘惑、正義、主張。様々な理由があってSNS、メディア。。めまぐるしく変わる情報化社会の中で賛否両論は繰り広げられる。息苦しい。そしてそれを俯瞰している自分もまた腹立たしく感じてしまう。ACTはこんなにも思いを投げかけているというのに。なんと自分は愚か者だろう。だからここで開催に対しての個人的な意見を吐露しておく。私自身のケジメが付かないからだ。
 

一人一人かける想いや生きていることの意味や意義、そしてその見方や立場はバラバラだ。それぞれの視点があると思う。その中でも自分は音楽を奏でている立場であり、同時に配信を見ている一視聴者である。

 俺はフェスを開催することをポジティブに捉えようと思う。


 勿論、SNSの投稿の中にはオーディエンスが密だなぁと投稿している人や、~のアーティストが楽しみな反面、感染のことを気にして楽しみきれない。という投稿も数多く見られたし、批判的なメディア記事も目にした。
 ですが、私も音を奏でている内の一人だ。私は音楽が、芸術が、文化が本物の人を生かすと信じている。俺自身も何度音楽に救われたか分からない。
 今の日本の状況はたった20年の人生の中で最も生きにくい社会であると感じる。自粛自粛でなかなかライブに行けずライブハウスは批判的な意見も多くフェスの中止も相次いでいる。音楽業界、音楽関係者、そして我々バンドマンも。
 そんな中でも、FUJIROCKをyoutubeを通して見ることができ、救われた人々も大勢いると感じる。そして俺も多くのことを考え、音楽の力の偉大さを改めて再認識した。無事FUJI ROCK2021を完走させたことも、今後の音楽業界に大きな影響を与えるだろう。
 我々アーティストはアーティストの立場から見てポジティブに捉えるべきだろう。俺はアートや音楽が与える力を信じている。

音楽とはなんだろう

 
 音楽に対する向き合い方は人それぞれだし、それぞれの音楽の楽しみ方が合って良いと思う。ただ今回このような情勢で、俺の夢であるFUJI ROCKが開催され配信を見て、「自分にとって音楽とは」を。 

ライブを見ながら考えさせられる機会ができた。 

たった20年しか生きていない。音楽活動期間も一年と四ヶ月そこらの俺に何が言えるのだろう。何が伝えられるのだろうと思うと悲しくなった。音楽をしている身であるのにそんなことも考えれないの?そう思われても良い。
 ただ一つ言えることは、この時代はただの傍観者でいることを許さない。それぞれが何を大切にし、未来と呼ばれる時間に何を残すか、その選択が委ねられている。
 私はその選択の真っ最中なのだと思う。FUJI ROCKはそんな俺の未熟な考えを叩き治し、背中押してくれた物の一つだ。

私が考えて、流石に答えは出なかった。出るはずがないのだ。
ですがこれだけは言えよう。

リアルを肌で体感し、偽りのない。屈折のない目できちんと世の中と向き合うこと。

混沌とした世の中であるが、音楽をやっている以上、俯瞰や客観のない己の意見で。音楽業界や世の中に責任を押しつけて逃れるようなことはしてはならない。全て同じ船の上で生きていることを忘れてはならない。
皆同じ人間なのだから。

正直に見つめ続けていれば音楽とは何かを。
死ぬまでに必ず見いだします。

もっと必死に向き合おうと思います。

本日の一曲。

4s4ki - 風俗嬢のiPhone拾った feat. Gokou Kuyt (Official Live Video)

フジロックのライブ配信のトリを務めた次世代のシンガーソングライター

この曲は自身の実話から生まれた曲だそうです。
使用している新しいサウンドとリリックに注目して聞いてみてください。

それではまた。

                            たかや


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