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友達を殺してまで

秋風、君の熱は引いていた。
夏の気温にも似た37度の微熱が冷めていく事が怖かったんだ。触れる事ができなかった。

君は暗い夜道手首に穴をあけてそこから見えた星を眺めて「綺麗だね。」と笑うだろう。死にたいときは死なせてねそう言ってたね。だから死なせてあげたのかそうか。僕はホッとしたよ。
頭おかしんじゃねーのって?おかしいのはお前らだよ。

聞いてよ最近精神強姦がひどくてさっ
四方八方から視線が飛び交い少し発達を発動させれば笑われて。
気持ち悪がられ見せものに晒上げ。面白いよね!会場には大爆笑が沸き上がるんだ。「頭どうかしてるんじゃない?」半笑いで僕を下げずんだ目で睨んできたモブキャラB。おい糞モブ、お前に僕の頭の中が一番分かられたくないわ。お前の機嫌取ろうと思えば思うほど発達起こせる事、自分が一番わかってるんでしょ。取扱説明書いらずで楽しめるドン!
貼り付けた笑顔がどんどん上手になっていくんだ。でも前を向けば笑うなって言われるらしい。でもそれ見て笑い転げてる君たちは素敵な傍観者。良い反応するし良いおもちゃだもんね。そう、ドモらせたらポイントとか入っちゃって(笑)他責にすると成長しないらしいよ。成長と他責を絡ませんな。言っておくが発達は他責じゃねえからな。それは息するなと言っているようなもんなんだよ。当事者じゃないのによく言えたね。って言うか他責他責っていうけど世の中自責100%の人っているの?世の中のやつ大体他責100%だろ。仕事だけじゃないもの。僕たちの意思は生成されては握りつぶされる。ぐしゅぐしゅにできてどこぞのセックスとやらよりも気持ちいいんでしょう。どう?精神強姦公開収録は楽しかった?中々良い作品に仕上がったらしいね。

ウケる。

もう僕は人間するのだるいし、僕はもう僕を偽っているのかいないのかも分からないや。きっと君もそうだったんだと思う。だから君は京都の夜空に血しぶきをあげてSOSを促していたんでしょう。美しかったよ。君は世を拒絶してたし、誰にも縋れなくて孤独だったんでしょう。わかってあげれなくてごめん。それすらも傲慢だよね。

大人になりたくないなりたくないものだね。いやなる資格もないけどさ。
大人になることは美しいことだと思わない。それなら孤独を選び真っ白な美しさを取り戻したい。普通の仲間入りさえさせてくれなかったんだから。
闇に抗って美しく生きることは僕にとって至極全うで、美しさを手にする権利なんて誰にでもあって、その権利を1秒だって忘れちゃいけないんだよ。

僕がやっているのはすべて冒涜だ。世の中に対するアンチテーゼなんだ。
この社会にありったけの中指を。ああ社会がこんなにキモいものだとは。
美しいものを美しいと言おう。
そう、君が愛した景色を手放さないことに必死だったように。君の喉奥につっかえた爆弾を僕の喉にしまって飼い慣らすし君のがこの世に残っている言葉を紡いでいくよ。いつか誰の記憶にも残らない破裂した記憶をそれでも忘れて風化していくくらいなら君の思いを継いで僕がこの世界をぶっ壊すから。エゴだってかまわない。あの糞みたいな死臭を一生嗅がされるくらいなら抗ってやる。
どうせなくなってしまう命なら別に楽になんてなりたいと思うな。僕は僕であんたはあんたでその選んだ道を歩くしかないんだよ。

これは絶望なんかじゃ


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