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まずはさらっと自己紹介

はじめまして。りりればです。某県警で警察官をやっていました。
40歳の節目で退職。

理由は、【警察官の仕事に思い残すことがなくなったから】。

簡単に経歴紹介

まずは簡単に警察官時代の経歴を。さらりと。

就職活動は警察1本

小学生のころからの夢は、警察官。
まだ巡視員という身分もあった時代。

私が目指したのは女性警察官。
少しずつ女性警察官の採用が拡大していたものの、まだまだ狭き門。

それでも、警察官になることしか頭になかった。
しかも、女性警察官の試験日は、関東近辺すべて同日。
併願はできない。
民間企業を受ける気は全くなく、地元の警察1本勝負。

無事に合格し、念願の警察官に。

晴れて警察官を拝命

警察学校6か月入校し、厳しい訓練を受ける。
法学や実務、柔剣道、逮捕術。
全く知らない人とのいきなりの共同生活。
慣れない生活でありながらも、今思えば楽しい日々だったかも。

卒業後はそこそこの規模の警察署に配属。

その後、地域部、刑事部、総・警務部門等を経験。
最終的な階級は警部補。刑事部門にて退職。

ざっくりいうとこんな感じです。
おいおいブログを更新していく予定です。

なんで辞めたの?

上司には、【家族との時間がもっと欲しいから】と報告しました。この理由は確かに主な理由ではあるんですが、実際には、

  • そのまま警察官として勤務する体力にもう自信ない

  • 定年退職した後交番相談員になりたくない

  • ってか65歳までできない

  • 警部になりたくない

  • 刑事はもうできない

  • 一番やりたかった仕事ができて燃え尽きた

  • 当直勤務がしんどい

  • 時間に縛られずに自由な仕事がしたい

  • 自分の力で稼ぐ準備がしたい  ……等々

色々な理由が重なって。

どうせ辞めようと思っているなら、このタイミングで辞めればまだ巻き返せるかな。

と思って、40歳を区切りに退職を決めました。

いまさら辞めてどうすんの?という圧

退職すると報告しても、なかなか話が進まず。
そりゃあ、警部補1人育てるのにどれだけかかるんだって思ったら簡単に辞めさせるわけにはいかない。幹部もどうにか考えを改めさせようとしてきます。

別に不祥事起こしたわけじゃないし。

そもそも、警察官から転職なんて、通用しないと思われている。
一度警察官になったら、定年までい続けるか、なんかやらかして辞めるかしかない。

途中で職を変えるなんて、頭おかしいんじゃないの?

って思う人が大半。実際、退職を決める少し前まで、私もこんな頭でいたから。

周りに言うと、こんな風になるのはわかっていたから、必要最小限の人にしか話はしませんでした。

もう、戻る気はないということをはっきり伝え、無事に退職したのですが、ほんとにすったもんだありました。

上司との面接とか、面接とか、面接とか…。
何度同じ話をしたことか。

人生は一度しかない

警察官じゃ経験できない仕事がしてみたい。

とはいえ、警察官になったことは、まったく後悔していませんし、小さいころから憧れていた職業に就けて、やりたかった仕事を思う存分やり切れた。

警察官になって、できることはやり切った。
次は、警察官じゃできないことをしたい。

そんな気持ちで別の道を選ぶことにしました。

働き方はよくなってきているとはいえ、どうしても自己犠牲が伴う職場なのは否めません。

警察官である以上、それは避けられないことでもあるけど、そんな頑張っている人の支えになるようなブログを作っていきたい。っていう思いで始めました。

逃げ道はいくらでもあるんです。

それを知らないと、メンタルを壊してしまうから。

一生懸命市民のために戦っている現職警察官のため、このブログが少しでも力になれるように。
心を守る方法を発信していきます。

24時間町を守ってくれる警察官のために。


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