フィギュアが買えないなら改造すればいいじゃない(ゴジラ-1.0)後編

2024年7月8日 19:49

(お詫び:前編でも触れましたが、作業工程の作成履歴が自分用で、掲載を前提に撮影していなかったため
プライバシーの関係上、塗装工程の画像で使えるものが見つかりませんでした。
使用した塗料と工程はご説明させて頂きます。
ご了承ください😔)

不器用な男のゴジラソフビ改造計画、前編は加工までのご紹介でしたが、
後編は塗装と、オリジナリティーを出したいので台座を作成しました。
宜しければお付き合い下さい。

本来ならプライマーを吹くのが良いのかもしれないですが、
GSIクレオスのMr.カラースプレー33番つや消しブラックを直吹きしております。

このソフビを改造する以前に
ガシャポンのHG東宝怪獣のマイゴジをリペイントした経験を基に塗装レシピを決めました。

つや消しブラックが乾燥した後
体表のモールドにMr.水性ホビーカラー79番
(3/4つや消しサンディイエロー(ダークイエロー)ドイツ陸軍戦車色)をごく軽くドライブラシしました。

前述のHGマイゴジで色々試した結果、立像に一番イメージに近いのがこの色でした(光の当たり方で違う色に見えますが、映画のマイゴジも同じだったので)。

足に関しては、個人のイメージとして
「甲冑」のイメージがあったので
先程のサンディイエローとタミヤのゴールドリーフを約2:1の割合で調色してドライブラシ。
肩の貝殻の様なモールドにも同様。
爪はサンディイエローを筆塗りした後、
先端をタミヤウェザリングマスターD(赤焼け)で薄くドライブラシ。

胸部は色の質感が少し赤みを帯びた黄土色の
「傷」のイメージがあったので
足と同じ調色でドライブラシを施した後、ガンダムリアルタッチマーカーのオレンジを少量塗って綿棒で拭き取り。

他の体表と少し異なる色合いにより、メリハリが効くようにしました。

新たに造形した舌と咬筋筋膜をMr.水性ホビーカラー33(あずき(赤2号))で筆塗り後、手持ちのコピックマーカー(イラスト用マーカー)のブラウンで
凹みをタッチして陰影を強調しています。
歯茎にあたる箇所はガンダムマーカースミ入れブラウンでなぞってリアルな生々しさを表現してみました。

最後に口内をマスキングして、ボディ全体にMrトップコート(つや消しUVカット)を吹き付けて塗膜保護して一応完成です。

台座はほぼ100均の素材とジャンクの建築模型で作りました。
①A4サイズのフォトフレームに木粉粘土を盛る
②2日程乾燥させた後、細かく砕いたウッドチップ、ジャンクの建物(子供の頃作りかけで終わった日本のお城等)、Nゲージジオラマ用の木製電柱を切り落としたパーツを
本体の配置場所を確保しつつ適当に敷き詰め、木工ボンド等で接着。
③サーフェイサーを吹き、その上からつや消しブラックを濃淡をイメージして吹く。
④電柱に極細マスキングテープを不均等にカットして貼り付けて、切れた電線を再現。