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ある偉人から学ぶ「上手くいかない時の生き方」
「行蔵は我に存す、毀誉は他人の主張、我に与からず我に関せず(自分の行動は自分で決める、悪口と称賛は他人の勝手な主張で自分には関係ない)。」
こちらは、激動の幕末から明治維新に活躍した偉人
勝海舟の名言です。
![](https://assets.st-note.com/img/1720965007984-Wugvzs3emv.jpg)
旧江戸幕府の要人でありながら
幕府を壊滅させた明治政府から爵位を授かった事を、自身の書物で批判した
これまた偉人の福沢諭吉に対して
皮肉を込めて送った文とされています。
要するに、「オレが何しようがオメーに何かを言われる筋合いはねェ、勝手に言ってろ。」てな感じ。
SNSでいわれのない誹謗中傷を喰らってる方はこの格言で開き直ってみてはいかがでしょうか。
そんな勝先生(と私は勝手に呼んでいます)の名言から
上手くいかない時に何をすれば良いか、3つの格言で解説していきたいと思います。
1つ目の格言ははこちら。
「その人がどれだけの人かは、人生に日が当たってない時に、どの様に過ごしているかで図れる。
日が当たってる時は、何をやってもうまくいく。」
プライベートや仕事で
充実していて絶好調な時もあれば
何か噛み合わなくて上手くいかない事もありますよね。
その中で
上手くいかない時をどう過ごすか、何をするか。
という部分が重要になって来ます。
大まかに2パターンに分けると
①必死に立て直そうと頑張るか
②諦めてふて寝するか
常識で言えば①が有るべき姿と思いますよね。
そこで2つ目の格言
「人の一生は、炎の時と灰の時があり、灰の時は何をやっても上手くいかない。そんな時には何もやらぬのが一番良い。ところが、小心者に限って何かをやらかして失敗する。」
そう、
いっその事
②諦めてふて寝する
方が良いのです。
サーフィンで例えると
人生には必ず波があって
ビックウェーブが来てる時は
乗りこなせれば気分最高・無敵状態。
ところが波が来なければ
な~んにも出来ない、次の波を待つしかない。
何をやっても空回り。体力を無駄遣いするだけ。
実際、私も灰の時(うつ状態)に
預金が無くなり、無理して出勤を続けようとした
結果退職してしまった小心者です😣
ちなみに、勝先生は
とある事で幕政から外れていた時期があり、
その時は屋敷でひたすら読書をしていたと
されています📖
なので、仕事やプライベートの問題は可能なら
トーンダウンして
趣味や見聞を広げてみるのも良いでしょう。
さらに、勝先生はこうもおっしゃっています。
(3つ目の格言)
「人には余裕がなくては、とても大事(大きな仕事や決断)は出来ないよ。」
「人間の精根には限りがある。」
効率よりも仕事量ありきの風習が
未だ抜けきっていない日本の社会では
難しい事ですよね。
働き方改革を抜本的に見直さなきゃ
この格言も意味を持たないですよね。
かの岸田総理が初の施政表明演説で
冒頭の勝先生の名言を引用していましたが
あの人は勝先生の何をリスペクトしているか
さっぱりわからん。
そもそも偉人の名言を引用する国や企業のトップなんて
二番煎じの様で信用ならん。
おっといけない、ちょい触れちゃいかん所
触れちゃいましたか😅
気を取り直してまとめると
「やれる時は思い切りやれ。
駄目なときは休むか自分に有意義な事をしろ。」
ありきたりかもしれないですけど、
この手に限るんでしょうね。
そして、あの血で血を洗う時代を生きた勝先生が
それを実践して唱えたあたり
将来の日本の姿を想像していたのか
先見の明を持った偉人だったのでしょうね。
本日はここまでです。
ご覧いただいた皆様、ありがとうございました😄
そうそう、勝先生はこんな名言も残しています。
「世の中に、無神経ほど強いものは無い。」
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