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バリアフリー展振り返りレポート/「Kaigoは地域単位へ」


今回もご高覧いただきありがとうございます。

Kaigo戦略クリエイターの
小川利久=Rikyuです。

去る4月19日
大阪インテックスで開催されたバリアフリー展に参加し
災害対策として全Kaigo事業者に義務化されたビジネスコンティニュイティプラン(BCP)に焦点を当てたセミナーで講演する機会をいただきました。

セミナーご参加者と
さらには展示企業の方々とディスカッションしたことを振り返ります。

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加齢をエイジング
介護をKaigoと表記して
エイジングとKaigo情報の
noteをお届けしています
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バリアフリー展主催者とLLPバリアフリーデザイン企画の依頼の本セミナーでは
「南海トラフ地震を想定したシミュレーション」を通じて
Kaigo事業者が直面する可能性のある危機管理について情報提供をさせていただきました。
Kaigo業界におけるパートナーシップの深化と地域コミュニティとの結びつきが
「災害とKaigo」を新たなテーマとして展開していきます。

セミナーでは、BCPの基本からその策定と実行の重要性について話しました。
「南海トラフ地震はいつ起きるか?」
「その発生確率は?」
という視点を超えて
「南海トラフ地震は必ず起きる」
「備えによって被害は縮小できる」


そして、人手不足で大変なこの時期に
「なぜ今全Kaigo事業者にBCPは義務化されたのか?」

BCPは単にビジネスを継続させるための戦略以上のものであり、Kaigoサービスの質を維持し、地域コミュニティの安全を保障するための基盤です。

Kaigo経営の安定が地域社会の安定性と活性化に不可欠であること
これが2024年度介護報酬改定が示す「地域包括ケアシステムの深化推進」の核心となります。

このバリアフリー展を通じて
Kaigoとエイジングに関連するビジネスの未来がどのように地域社会と密接に連携しているか?
またその可能性をどのように拡大できるか?
新たな視点から見る機会となりました。

30年を迎えたバリアフリー展は前年以上に規模が拡大し、様々なブースが設置されていました。

これは、Kaigo業界が新たな参入者を受け入れ
今まで以上に技術やサービスへの関心が高まっていること
さらにKaigoとエイジングに対する革新的な解決策が地域社会全体のWell-Aingに貢献する可能性を示唆しています。

展示会では、高齢者の自立支援や生活の質向上を目的とした最新の技術や商品が多数紹介されました。
一つの事例ですが、自動車メーカーが開発した移動支援技術など
高齢者が地域社会において活動的な役割を維持するための新たな選択肢を提供していたことが印象的でした。

免許返納時、車からシニアカーへ
車椅子の進化と並行して
「移動」という手段の変化は高齢期の生活のあり方へ直結しています。

全ての出展者の商品サービスがKaigoビジネスの革新です。
地域のまちづくりと直接結びつき
高齢者の社会参加を促進し、地域全体の活性化に寄与するような気がします。

日本ウエルエージング協会の立場でみると高齢者共感体験プログラム「インスタントシニア」とあわせて、各企業が開発しているサービスや商品を連携させることで
「高齢者のことを理解する」から「高齢期の生き方の対応方法を選択する」というラインナップができそうです。

Kaigo事業の安定と成長は、地域経済の活性化に寄与するだけでなく、まちづくりのプロセスにおいても中心的な役割を果たします。


「Kaigoは事業所単位から地域単位へ」

地域に根ざしたKaigoサービスを充実させることで、住民の健康と幸福が支えられ、地域コミュニティがより魅力的な場所へと変貌します。

地域ブランドを作り上げる。

もちろん災害に強いまちづくりとなります。

バリアフリー展で得た学びと気づきを活かし
Kaigoとエイジングに関連するビジネスを発展させることは
Kaigoの歴史は、未来の地域社会の向上と継続に貢献する重要なステップとなります。

Kaigo事業が地域の活性化およびまちづくりにどのように貢献できるかについて
引き続き模索しながら、実践していきたいと強く思いました。

ご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。


以下も「ながら聴取」いただければ幸いです。
Podcast【ウエル・エイジング・アワー/朝のウォーキングラジオ】
テーマ「【Kaigo経営】バリアフリー展振り返りレポート

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