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エイジングするまちの行方〜「生涯幸福量」

エイジングする人が住むまち

そこはエイジングするまち


かつての廃藩置県、市町村合併がなぜ起きたのか?

人の生活、医療、教育、介護は既存のシステムでは動かせなくなる時代となりました。

AIが語った「人が健康で幸せなまちに総合病院はいらない」


SNS上で炎上しています。


治療を重要視する立場
人の暮らしを重要視する立場
立場と視点の差で捉え方が異なります。


イギリスでは国の機関として「孤独問題担当国務大臣」ができました。

社会的孤独者問題に対処するために任命されました。
(2021年の第2次ジョンソン内閣改造改造に伴い、廃止された)

「高齢期の孤独」が幸せに大きな影響を与え健康を阻害する要因であることが分かったからです。

「幸せですか?」

この問いにどう答えるか?

なかなか直接聞きづらい質問ですが
私は重要な問いだと受け止めています。

特養ホーム施設長時代の話ですが
ある高齢者の入居時に
「殺してほしい」
と手を差し伸べられたことを今でも忘れません。

何度も何度も
「死にたい」という方も少なくありませんでした。

しかし、介護士たちが必死に生活を支え続けることで
発する言葉に変化が起きました。

「私の生き様を見てほしい」

そして看取り時に
「ありがとう、もう逝くよ」

感謝の言葉をいただきました。

ここから介護の仕事が変わりました。
今でもそのいのちをつないでいます。

これこそが介護の本質です。

「生涯幸福量」
その差によって寿命に影響を与えているという研究があります。
「World Happiness Report 2021」
リチャード・レイヤード ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス名誉教授
「生涯幸福量」という概念を提唱

(引用)第一生命経済研究所
国民の幸せな人生(well-being)を政策目標に
~生涯幸福量(WELLBY)という新たな考え方~
https://www.dlri.co.jp/report/ld/176045.html


必要なことは顔こから学び、現状を分析する。
ディスカッションをくり返し未来を見据える。

まずはやってみよう!


エイジングするまち、そこで暮らす人のために
エイジング・サポートのビジョンです。




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