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来場者数増加の展示会から変化を読む/バリアフリー展2024in大阪


バリアフリー展の看板

展示会は、社会の動きや業界の未来を予測する上で重要な指標となります。この度、日本ウエルエージング協会会長および介護経営サポーターとして、大阪インテックスで開催されたバリアフリー展2024に参加し、多くの洞察を得る機会がありました。このnoteでは、その経験をもとに、展示会が我々に示す未来について考察します。


来場者数の増加とその意味


来場者数の分析


今年のバリアフリー展は、昨年に比べて1万4000人ほどの来場者数増加を記録しました。これは単なる数字以上の意味を持ちます。コロナ禍の影響を考慮しても、この大幅な増加は、社会がバリアフリーに対して高い関心を持っていることの証しです。

バリアフリー/慢性期医療展/看護未来展/在宅医療展2024の来場者報告
3日間来場者合計47,795人(前回:33,759人14,216人増)、出展数257社・団体。変化する介護、世界の興味が広がっています。

主催者提供数字から
人があふれる会場風景

セミナーへの関心


私が行ったテーマ「介護BCPのための南海トラフ地震のシュミレーション」に関するセミナー参加者も昨年より増えていました。これは、防災や災害対応に対する意識が高まっていることを示しています。

展示会の進化


パリアフリー展が30周年を迎え、展示スペースの拡大や出展者数の増加が見られました。これは、展示会自体が多様化し、より広範なニーズに応える方向へと進化していることを意味します。

展示される商品・サービスの未来性


現在から未来へ


展示会には、現在市場にある商品だけでなく、これから発売される新しい商品やサービスが多数展示されています。これらを通じて、未来の介護や福祉の形が見えてきます。
私のように介護の仕事に30年以上関わってくると介護の歴史的思考からその変遷がよく分かります。
なぜ変わったか? 誰が変えたか?
その結果、高齢者の生活がどう変わったか?
介護の仕事へどのような影響を与えてきたのか?

技術革新の波


特に注目すべきは、AIやICTを活用したケアロボットなど、技術革新によって生まれた新商品です。これらは、介護サービスの質を大きく向上させる可能性を秘めています。

社会課題への対応
展示される商品やサービスは、高齢者や介護事業者が直面する課題に対する解決策を提供しています。これらを通じて、より良い社会づくりに貢献する道筋が見えてきます。

展示会が描く未来のコミュニティ


企業間のコラボレーション


展示会は、異業種の企業や新規参入者が交流し、新しいビジネスの可能性を模索する場となっています。これは、未来の介護業界における多様なコラボレーションのきっかけとなります。

社会課題への共同対応


参加者や出展者は、社会課題に共感し、それに対する解決策を模索しています。展示会は、これらの課題に対する共同の取り組みを促進する場となり得ます。

国際的な視点


また、展示会は国際的な参加者も多く、日本だけでなくアジアを含む世界各国の高齢社会への対応策を学ぶ場でもあります。これにより、グローバルな視点での介護・福祉の未来を考える機会を提供しています。

バリアフリー展2024 in 大阪は、ただの展示会を超え、社会の未来を読み解く鍵を提供してくれました。

これからも、展示会を通じて得られる知見を生かし、より良い未来への一石を投じていきたいと考えています。


【Kaigo】来場者数増加の展示会から変化を読む

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