『手取り20万円 子育て家族の貯金の教科書』を読んで、大事なことだけメモってみる

①子どもが大学入学するまでに学費300万貯める
②使って良い口座と貯める口座に分ける
③小遣いを死守する
④目標を持った貯金をする

覚えている順で書き出してみました。

家計を管理していて、不安になりませんか?

「こんな貯金で老後大丈夫なのかな?」
とか
「積み立てNISAってやった方が良いのかな?」
とか
「貯金はできてるけど、これくらいでいいのかな?」
とか。

僕も妻から家計を任されているので、こんな不安はしょっちゅうです。

買い物しすぎで赤字になる月なんか、

「またやっちまった…まぁ…大丈夫だよな?」

とか自己暗示かけなきゃやってられません。笑


…そんな自己暗示続きの僕に教科書としてバッチリだったのがこれ。

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ここから、詳細を書き出していきます。(あくまで覚えていることです。覚えてないことは使えませんし、今の僕には重要じゃないことでしょう。←自己暗示)

①子どもが大学入学するまでに学費300万貯める

子育て家族の貯金の目安の一つとして、"学費"があります。

これは、「子ども一人に対して、教育費に1,000万かかる」と言われていて、大金が必要だからでしょう。(ちなみにこの常識になっている数字を僕は知らんかった)

もちろん、私立や公立によってその額は変わってきます。
塾や習い事の数でも教育費はバラバラになるでしょう。

そこで本書は平均的な数字、データを紹介してくれていました。

「私立高校→私立文系大学の場合」
とか
「公立高校→私立理系大学の場合」
とか
そういった、パターンによって変わる学費の目安も見やすく掲載さています。

こういったものを知らずにお金を貯めていても、不安で仕方ないと思います。


ゴールの位置を知らないまま競争で走り出しても、どれくらいの力で走れば良いのか、どこまで走れば良いのかわかりません。

お金を貯めるということは、このようなものだと思います。

まずは目安を知ることが大事。
ゴールがわからなければペース配分もわからないから。

その目安(1つのゴール=目標)というのが、

「子どもが大学入学の時点で300万の貯金」

です。

300万があれば入学金を払えるし、年間の学費にも耐えうる。(らしい)

ではどうして300万で大学の学費に耐えられるのでしょうか?

それは、世帯主の年収の推移と子どもの習い事に起因しています。

子どもが大学に入る頃には親の年齢も上がり、世帯主の収入は全体的に上がっていることを見込めて、子どもの習い事や塾もなくなるため学校以外の出費がなくなることが大半です。

ですから、子どもの大学入学のタイミングまでに300万を貯めること!これが第一の目標になります。

300万円の貯め方

ではどうやってこの300万を貯めましょう?

こんな額パッと貯められるなら僕は悩みません。

が、著者はサクっと解決してくれました。

それは、「児童手当に手をつけないこと」。

児童手当に手をつけずに貯金しておくと約200万円になります。(誕生月によってバラツキがありますが、だいたい200万前後です)

特別なことはせず、とにかく手をつけないだけ。
これだけで大学入学時の目標に大きく近づけますね。

「児童手当に手はつけない!とにかく積み立てまっせ!」

という真面目な姿勢が大事。

残り100万をゆっくり、子どもが18歳になるまで時間をかけて貯金します。

「じゃあこの100万円はどうやって貯金すんの?」

と思いましたが、「月々の貯金」としか書かれていませんでした。笑

「それくらい自分でなんとかしなさい」ってことですね。すみません。笑

②使って良い口座と貯める口座に分ける

なぜなら、わかりやすいから。

お金はごちゃごちゃするから貯まりません。

"使って良い口座"にまずは貯めていき、そこから溢れた分を"貯める口座"に移します。

すると、貯める口座に移していくことが快感になります。

ゲーム感覚で貯めていく。

そうすることで貯金が楽しくなるようです。

③小遣いを死守する

両親も子どもも、自由に使えるお金が必要。

このお小遣いは父親も母親も、また、子どもも死守すること。

貯金を第一にして小遣いを減らすと、爆発します。

小遣いを守ることで人生を豊かにし、無理のない貯金ができるようになります。

④目標を持った貯金をする

その貯金は学費に必要なのか、老後に必要なのか、使って良いものか、本当に必要になったときに使うものか、はっきりさせた目標を作ること。

でないと見境なく貯めることになるし、見境なく使うことにもなります。

見境がなくなると、結局苦しくなりますね。

その貯金の目的はなんなのか、そして、目標の数字はどれくらいか。

これらを意識することが大切ですね!

…と、このへんが覚えていることです。

他にも、作者の家族(たしかお子さん6人)の話があったり、素人が気になる点を質問している形式で話が進んだりしていた印象。

家計管理が不安な人がまず最初に読むべき、簡単な内容になってると思いました。

ちなみにリベ大の両学長もオススメしてました(^ν^)良書(^ν^)

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