SHARKSの夢の話
まず初めに、
僕は「SHARKS」が好きです。
阿見AC中距離トップチームとしてスタートした僕達でしたが、スポンサーである諸岡社長の
「何か愛称があるといいんじゃない?」
という一言から、『SHARKS』が誕生しました。
最初はSHARKSって何???と言われていましたが、ここ最近の試合では、
「SHRAKSポーズで写真を撮ってください!」「SHRAKSの皆さんを応援しています!」
とチーム名を呼んでいただけるようになりました。
先日は家の近くのjogコースを走っていると、SHARKS Tシャツをきている人とすれ違いました。控えめにいってすごく嬉しかったです。
そんな僕たちも今年から3年目、タモがIII Fとして新たなスタートを切った一方で、アブラハムが新しいチームメイトとして加入しました。
今日はそんなアブラハムのストーリーを僕視点でご紹介
アブラハムを呼びたいんだ
昨年夏の合宿中、楠さんと一緒にjogしている時でした。
「陸斗、俺アブラハムを連れてきたいんだけどどう思う?」
突然の話でしたが、スッと言葉が頭に入ってきたことを覚えています。
そして、不思議と僕たちとアブラハムが一緒に練習している未来を想像することができました。
そこから具体的な話も進み、昨年の冬、本格的にアブラハムをチームメイトとして受け入れる準備が始まります。
準備段階では、
在留資格? 特定活動? ERSF? 初めての言葉がいくつも並びましたが、楠さんと沢山の人の力を借りながら前に進んでいきます。
そして全ての準備が完了し、4月、アブラハムの元に無事書類が届きます。
その後アブラハムが南スーダンでの現地での手続きも済ませ、いよいよ、日本に来る日が決まりました。
夢が夢でなくなった日
楠さんは時々大きな夢の話をしてくれます。
楠さんが話すとなんとなく実現できそうな気がするんですよね。
今回のアブラハムをチームメイトとして呼びたいと話してくれた話もその一つです。
そして、その夢は2022年5月15日現実になりました。
僕はこの日まで、メッセンジャーでも連絡を取り合ってきましたが、実際に会うのはここが初めてでした。
本当に来たんだ!!という嬉しさと共に、これからへのワクワクが大きかったことを覚えています。
最初はお互いに気を遣っていましたが、今ではアブラハムの好きなゲーム「ルドー」で喧嘩するほど仲がいいです笑(よくわざと僕を標的にしてきます笑)
アブラハムの夢
彼には3つの夢があります。
1. パリオリンピック国際大会での活躍
2. 南スーダン共和国での才能の発掘と支援
3. 日本との交友関係を深める
アブラハムと活動を共にし、早くも半年。
慣れない環境の中、2度のナショナルレコードを更新し、3つの夢実現に向けて着々と歩みを進めています。
南スーダン記録を出すと、忙しそうに携帯を操作するアブラハム、
故郷の人々から多くのメッセージをもらい、
「今夜の南スーダンは、宴だ!」 と。
国を背負って戦っている彼を心から尊敬します。
彼の3つの夢の実現に向けて、SHARKSとしても全力で支えながら、そして一緒に夢の道のりを歩んでいきたい!
そして彼のパワーに負けないように、僕たちもそれぞれの夢に向けて歩みを進めていきます!
僕の密かな夢は、アブラハム・楠さんと3人で揃って世界の舞台で走ること。これも楠さんとよく話す大きな夢の一つです。
なんだか、実現できそうな気がしてきます。
SHARKS 飯島陸斗
アブラハムの夢についても是非ご一読ください
→https://readyfor.jp/projects/ABRAHAMSHARKS
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