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VRCにUnity2019もうすぐ来るけど皆さんバックアップ取りましたか?

梅雨に入り、夏が少しずつ近づいてまいりましたね…

新しいイベントが開かれたり、新しいユーザーが増えたり、いよいよ日本サーバーも実装されたりで非常に日本のVRC界隈が盛り上がっていますね!

さて、夏といえばあの配信にて告知されていましたが、Unity2019へのアップグレードのお時間です。

この配信が放送された時、Unity2019が(2021年にも関わらず)Twitterのトレンドに載りました。
そういえば上の動画、日本語字幕付いてるので暇な方はAvatar Dynamics(いわゆるアバター干渉)の辺りとか見返してもいいんじゃないでしょうか(ダイナミックボーンの10分の1の負荷だったりとか結構重要な事喋ってますよ)。

ここではUnity2019へのアップグレードの前に、何かあった時の保険のためにUnityのプロジェクトを丸ごとバックアップを取る方法を覚えておきましょう~!
※UnityPackageで出力してしまう方法もありますが、操作の容易さから丸ごとバックアップする方針で解説します

さて、バックアップの前に…

とりあえず、現状のシーン内の必要なものをプレハブ(Prefab)にしてデータ化しちゃいましょう。

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こまめなバックアップは大事なのです

改変も終わったし、Ctrl + S(大体は上書き保存のショートカットキー)もやったしUnity終了でいいかな… の前に。

待て、プレハブってなんだ

一応公式ドキュメントもありますのでこちらをご参照ください!

ざっくり簡潔にお話すると、「FBX(3Dモデル)やコンポーネントなど、様々な設定情報を全て1つのファイルにまとめたもの」になります。

これがあれば「あの改変をした○○ちゃんが!」「重装備させたうちの子が!!」となりにくくなります!(๑•̀ㅂ•́)و✧

気をつけないといけないのは「設定情報」がまとまっているだけであって、このプレハブというファイルそのものには「3Dモデルのデータ」などは入っているわけではない点に注意です(ブックマーク登録とかそんな感じですね)。

※例えばゲームのセーブデータは「このレベルで、このステージに、このパラメータの状態だよ」と状況が保存されているだけであって、ゲームに使用されている全データが格納されているわけではありません

たまにゲームそのものがセーブデータになってたりするケースもある…

じゃあプレハブの作り方を見ていこう

Gifアニメ画像で簡単に説明しますね!

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パパっとやって安心を手に入れよう

実は難しいことは何も考えなくてよかったりする

補足:Original PrefabとPrefab Variantは「このプレハブをどういうプレハブとして扱うか」の選択になります。
Original Prefabは上述の通り設定情報をまとめたデータですが、Variantの方は…はてさて…?詳しくは下記URLなどを参照!(ぶん投げ)

正直ここら辺はゲーム制作ツールならではの機能なので、普通のアバター改変なら常にOriginal Prefabで作っていてもそれほど損はないと思います
※ワールド製作者なら知っておくと便利なこともあるかも?

プレハブは分かったから
Unityプロジェクトをバックアップさせてよ

大変長らくお待たせいたしました。
と言ってもこちらも正直手順らしい手順はありません…

とりあえず、UnityHub版とUnityHub使ってない版でそれぞれプロジェクトの場所を把握する方法をお教えします。

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UnityHubを使ってない場合、Unity起動時のプロジェクト名の左下に Path:<なんたら>と書いてある場所にプロジェクト名のフォルダがあります。

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UnityHubを使っている場合はちょうど赤枠で示しているところがそのプロジェクトのフォルダになります。

さて、あとは実際にそのプロジェクトのフォルダを見つけましょう…あった。

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時間もCPUの負荷も掛かるのでコピペは寝る前とかにやるのが良き

こんな感じで「プロジェクト名」のフォルダがどっかにあります
※プロジェクトを作る時に指定するんですが…忘れがちですよね

「『New Project』って名前のフォルダを量産してるケースもある…」

見つけたらあとはフォルダを選択→コピー→貼り付けでバックアップが取れます、お疲れさまでした。

もし外付けハードディスクなどにバックアップを取るのであれば
フォルダを選択→zip圧縮→zip圧縮したものを外付けハードディスクに転送
というやり方をすると快適に移動できます。

ただ、この方法でのバックアップはディスク容量が非常に大きいのでこまめに…よりは2,3ヶ月に一度くらいの頻度がいいかな、と思います。
こまめなバックアップはプレハブを作って補うのがいいです(゚д゚)(。_。)ウンウン

プレハブと必要なデータさえあれば再現は可能なので。

「まるごとバックアップしておけば何があっても安心だよ」